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巨人・菅野、開幕投手から11連勝!82年ぶり球団記録、スタルヒンに並んだ

巨人・菅野、開幕投手から11連勝!82年ぶり球団記録、スタルヒンに並んだ

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菅野智之
開幕11連勝を達成した菅野(左)はバッテリーを組んだ大城と並び、会心の笑みを浮かべた (撮影・福嶋範和)

開幕11連勝を達成した菅野(左)はバッテリーを組んだ大城と並び、会心の笑みを浮かべた (撮影・福嶋範和)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人6-3阪神、14回戦、巨人11勝3敗、15日、東京D)巨人は15日、阪神14回戦(東京ドーム)に6-3で勝ち、優勝へのマジックナンバーを「38」で点灯させた。エースの菅野智之投手(30)が、6回7安打3失点で開幕から無傷の11連勝を達成。開幕投手としては1938年春にスタルヒンがマークした球団記録に並び、82年の北別府学(広島)のセ・リーグ記録にも並んだ。72試合目でのマジック点灯は2リーグ制以降の球団最速。1分けを挟む今季初の8連勝で、リーグ2連覇へ前進した。

 エースのプライドを白球に乗せ、菅野がマウンドに仁王立ちした。3度のリードを許す苦しい展開をしのぎ、大きな1勝をその手につかんだ。

 「チームに感謝したい。1点を与えても、次の1点を与えないようにと心掛けていました」

 72試合目でのマジック点灯は2リーグ制以降では球団史上最速。意外にも菅野自身、過去に登板試合での点灯がなく、勝てばマジックが点灯する一戦へ「絶対に勝ちたい一心でマウンドに立ちました」と強い思いを抱いていた。

 一回に先制を許し、三回と五回には近本に2打席連続でソロを浴びた。1試合で同じ打者に2本塁打を許すのは4年ぶり。三者凡退は二回の1度だけと、決して本調子ではなかった。

 それでも、1-2の四回2死満塁のピンチで、木浪をこの日最速となる151キロの外角直球で空振り三振に仕留めるなど踏ん張った。「自分が出せるマックスの球を投げようと。あそこはターニングポイントでした」。六回に大城の2点打でチームが勝ち越すと、ベンチ前で何度もガッツポーズ。その姿が、勝利への意志を表していた。

 偉大な記録に到達した。開幕戦からの11連勝は、38年春のスタルヒン以来となる球団タイ記録。球界初の300勝投手の偉業に一つ、肩を並べ「まさか、自分がそこに並べるとは。スタルヒンさんも喜んでくれているのかなと思います」と感慨に浸った。

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