2020.9.15 07:30(1/2ページ)

【よみがえるノムラの金言】野村克也氏「怒鳴りながら、連呼しろ」

【よみがえるノムラの金言】

野村克也氏「怒鳴りながら、連呼しろ」

特集:
よみがえるノムラの金言
さようなら 野村克也さん追悼
2014年3月30日の試合で阪神・西岡と福留が衝突。野村さんはけがを防ぐためにも怒鳴りながら連呼せよ、と説いた

2014年3月30日の試合で阪神・西岡と福留が衝突。野村さんはけがを防ぐためにも怒鳴りながら連呼せよ、と説いた【拡大】

 謙虚な姿勢も時と場合によっては…。2月11日に急逝した野村克也さん(享年84)が、専属評論家としてサンケイスポーツに残した言葉を振り返る、ヘリテージ(遺産)連載。今回は「怒鳴りながら、連呼しろ」と、やや激しめ?!(構成・内井義隆)

 グラウンドに救急車が乗り付け、選手が病院に搬送される。ショッキングなシーンを、記憶している方も多いはず。

 ノムさんも「負傷した選手の回復を望むしかない」と心配そうに見つめつつ、「しかし、こういうことが2度と起こらぬよう、心を鬼にして言わせてもらう。何がいけなかったのか。どうすれば防げるのか」と、ペンを執ったのが、2014年3月30日の巨人-阪神(東京ドーム)。『ノムラの考え』だった。

 問題の場面は二回、巨人の攻撃。2死一、二塁で打者・大竹寛投手の打球は、フラフラと上がったフライ。これを追った阪神の西岡剛二塁手と福留孝介右翼手が、衝突。西岡が救急車で搬送、となった。

 「こうした打球への対処の基本は-」と、ノムさんがレクチャー。

 まず、前進する方が捕球すること。下がりながら追うより、体勢は崩れず、打球も見やすく、一直線に落下地点へ向かえる。

【続きを読む】

  • プレー直後には救急隊がグラウンドに到着し、西岡は搬送された