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【球界ここだけの話(2055)】マー君11年ぶりのワインドアップでヤ軍を11年ぶりの世界一へ!

【球界ここだけの話(2055)】

マー君11年ぶりのワインドアップでヤ軍を11年ぶりの世界一へ!

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サンスポ記者の球界ここだけの話
田中将大
ブレーブス戦に先発したヤンキース・田中=ニューヨーク(AP)

ブレーブス戦に先発したヤンキース・田中=ニューヨーク(AP)【拡大】

 米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(31)は12日(日本時間13日)のブレーブス戦(ニューヨーク)に先発したが、今季初勝利とはならなかった。それでも粘り強い投球で要所を締め、4回5安打2失点。「ゲームを壊さずに、悪いなりにも相手のバランスを崩しながら投球できた」と収穫を挙げた。

 今季は3試合で11回2/3を投げ、防御率は2・31。注目は2009年の楽天在籍時代以来、11年ぶりとなる「ワインドアップ」の復活だ。

 先月4日(同5日)のチーム内の実戦練習で、田中は同僚スタントンの打球を頭部に受けた。その日披露したのが大きく振りかぶって投げるワインドアップだった。メジャー移籍後はもちろん、今年の春季キャンプでも見せていなかった。

 実は春季キャンプで、田中は別の投球フォームに挑戦。オフから改良に取り組み、キャンプでは個人メニューを増やした。マウンドの傾斜を使ったブルペンでのシャドーピッチングを行い、リリースポイントの確認、投球練習ではブレーク投手コーチがボールと指の位置を写真撮影し、細かくチェックしていた。

 ところが、3月の開幕は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期。田中は日本に一時帰国し、調整することになった。 そして迎えたキャンプ再開初日となった7月4日。ワインドアップ投法を披露したときはすごく驚いた。と同時に、現状に満足しない田中らしさも感じた。

 常にセットポジションから投げる先発投手が増える昨今、田中は、ワインドアップについて「気持ちよさ」を抱いているという。「そもそも、ノーワインドアップに変えたときは、ワインドアップはチェックポイントが自分の中で多すぎて、いやになった。もう少しシンプルに考えて投げようって変えたんですけど。逆に今はワインドアップの方が気持ちよく投げられる。それが今はあるんで、こっちでやろうかなって」と説明した。

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