2020.8.2 05:02

阪神・近本が完全復活3安打2盗塁!スタメン復帰後、打率5割

阪神・近本が完全復活3安打2盗塁!スタメン復帰後、打率5割

特集:
近本光司
近本は八回、この日2つ目の盗塁を決める。盗塁王争いの先頭を走る(撮影・宮沢宗士郎)

近本は八回、この日2つ目の盗塁を決める。盗塁王争いの先頭を走る(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神3-7DeNA、8回戦、DeNA4勝3敗1分、1日、甲子園)スタートを切るたび、ベースを奪うたびに甲子園がわいた。塁に出るからこそ目立つ魅力。近本に輝きが戻ってきた。矢野監督は3連敗の中で光に注目した。

 「チカ(近本)の当たりが出てきているのは一つプラスの材料やし、その回数が多くなれば得点になるので」

 一時は同点に追いついた四回の攻撃も、起点は切り込み隊長だ。先頭で右前打。二進後に大山の打席で三盗に成功した。バッテリーにプレッシャーを与え、大山とボーアの連続四球の後に梅野が2点打。改めて攻撃パターンを実感した指揮官は、背番号5に攻撃陣の復活の鍵を託した。

 「もちろんチカが出たら、やっぱり(相手が)盗塁というところを想像して警戒するというところで、キーになる」

 リードオフマンは八回無死一塁でも、一走・陽川とのヒットエンドランで右前打。7月26日の中日戦(ナゴヤドーム)以来今季3度目の猛打賞とすると、すかさず二盗を決めた。初の1試合2盗塁で、リーグトップの12個目。打率・244は、まだ物足りない。それでもチームトップの20得点は、いかに得点力を左右する存在であるかを証明している。

 下降気味の打線について、清水ヘッドコーチは「打撃コーチがいろいろ考えてくれている。選手を信じてやっていきます」と話した。近本も必死で不振を脱出した一人だ。7月下旬まで打率1割台で低迷し、一時は先発から外れた。遠征中も時間を探して井上打撃コーチとロングティーに励むなど苦心の末、スタメンに復帰後の6試合は22打数11安打で打率・500。心配な攻撃陣だが、“導火線”の稼働は救いだ。(安藤理)

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  • 近本は四回に右前打。3安打猛打賞と調子が上がってきた
  • セ・リーグ盗塁数上位5傑