2020.8.2 05:01

国士館・中西、わずか6安打で完封 日野に昨夏のリベンジ

国士館・中西、わずか6安打で完封 日野に昨夏のリベンジ

完封した中西。最後のアウトを取ると、雄たけびをあげた (撮影・桐原正道)

完封した中西。最後のアウトを取ると、雄たけびをあげた (撮影・桐原正道)【拡大】

 各高野連が独自に開催する代替大会が1日、各地で行われ、西東京大会4回戦では国士舘が日野を2-0で下してベスト8に進出した。中西健登投手(3年)が6安打完封の快投で、昨夏に初戦敗退を喫した日野に雪辱の白星。3日の準々決勝で早実と対戦する。また3県で決勝が行われ、宮城で仙台育英、山形で鶴岡東、宮崎で宮崎日大が優勝した。

 完封勝利の瞬間、中西は右手でグラブをひとたたき。マウンド上で会心の笑顔を浮かべた。

 「昨年に負けている相手というのがあって、借りを返さなきゃいけないと思いました」

 186センチの長身右腕は今大会初先発で、スリークオーターから繰り出す直球、シンカー、スライダーを存分に駆使して散発6安打に抑えた。

 昨夏の西東京大会で日野にまさかの初戦敗退。中西は未登板だった。今夏は試合前日の7月31日に、1年先輩から「絶対に負けるなよ」と激励のメールを受け、見事に雪辱を果たした。

 今春に2年連続で選抜大会に出場するはずだったが、コロナ禍で大会中止。今夏の地方予選と甲子園も消滅した。永田昌弘監督(62)は代替大会で3年生全30人をベンチ入りさせる目標を掲げた。ベンチ入りメンバーは20人。この日まで3試合かけて達成した。

 3日の準々決勝で早実と対戦。中西は「全員で楽しくやって、勝ちをもぎとりたい」とのびのび野球でベスト4進出を目指す。(山口泰弘)