2020.8.1 14:11

智弁和歌山が逆転満塁弾でベスト8 ドラフト候補・小林樹は最速149キロ

智弁和歌山が逆転満塁弾でベスト8 ドラフト候補・小林樹は最速149キロ

市和歌山戦の六回から登板し、4回を5安打1失点の力投で試合を締めた智弁和歌山の小林樹斗=1日、和歌山・紀三井寺公園野球場

市和歌山戦の六回から登板し、4回を5安打1失点の力投で試合を締めた智弁和歌山の小林樹斗=1日、和歌山・紀三井寺公園野球場【拡大】

 高校野球の和歌山独自大会3回戦(紀三井寺公園野球場)で、春1度、夏2度の全国優勝を誇る智弁和歌山が1日、市和歌山に7-4で逆転勝ちし、準々決勝進出を決めた。

 一回表に1点を先制した智弁和歌山はその裏、市和歌山・壱岐有翔(3年)の3ランで逆転された。しかし、1点を追う六回1死から9番・平田晃将(3年)の左越え満塁本塁打で逆転。このリードを六回裏から登板の今秋のドラフト候補、エース小林樹斗(3年)が守り、逃げ切った。

 殊勲の本塁打の平田は「打ったのはインコース高めの真っすぐ。打った瞬間は(スタンドに)入るかな?と思ったが、入ってよかった。満塁ホームランは人生で初めて」と満面の笑み。

 7球団のスカウトが視察する中、六回から4回を投げた小林樹は5安打1失点で試合を締めくくりながらも「真っすぐは悪くなかったし、勝ち切れたのは大きいが、最後に引っ掛けてしまった」と四球と連打で1点を失った九回の投球を反省。

 それでも直球は初戦の南部戦で出した自己最速の150キロに迫る149キロをマークし、DeNAの安倍スカウトは「真っすぐも走っていたし、変化球も良い。腕の振り、体つきが良くなっている。(ドラフト)上位に推したい選手」と高評価。中谷仁監督も「チームの大黒柱として頑張ってくれている。頼もしい」と目を細めた。

  • 市和歌山戦の六回1死、左翼席に飛び込む逆転の満塁本塁打を放ち、ホームインする智弁学園の平田晃将(奥)=1日、和歌山・紀三井寺公園野球場■■キャプション■■市和歌山戦の六回1死、左翼席に飛び込む逆転の満塁本塁打を放ち、ホームインする智弁学園の平田晃将(奥)=1日、和歌山・紀三井寺公園野球場