2020.8.1 07:30

【小早川毅彦の打診球診】今季は粘りが足りない広島打線

【小早川毅彦の打診球診】

今季は粘りが足りない広島打線

巨人戦4連敗を喫し、さえない表情の広島ナイン=東京ドーム

巨人戦4連敗を喫し、さえない表情の広島ナイン=東京ドーム【拡大】

 (セ・リーグ、巨人2-1広島、7回戦、巨人5勝1敗1分、31日、東京D)西川のソロによる1点に終わった広島に対し、巨人は四回に球が高くなった森下から3連打で一気に逆転した。巨人はこの日の勝利で、広島に5勝1敗1分け。チーム力の差はそれほど感じないものの、結果は昨季と逆になり、現在の順位に表れている。

 巨人・畠の投球はすばらしかったが、ファウルで粘って球数を投げさせ、最後に甘くきた球を仕留めるというのが昨季までの広島打線。今季は空振りが目立ち、粘りが足りないように感じる。

 この日は両軍ともに救援陣が踏ん張り、どちらに転んでもおかしくない試合。負けた方のショックは大きい。広島は、開幕からずっとこういう試合が続いている。

 今季は無観客で開幕し、観客を入れた現在も、人数制限のためにビジターの応援は寂しい限りだ。カープファンは敵地でも熱心な応援が目立っていたから、昨季までと比べてスタンドの温度差が最も大きいチームではないだろうか。これを不振の原因にはしたくないが、淡泊な打席が続くと、そう思ってしまう。 (本紙専属評論家)

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