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【虎のソナタ】複雑…通天閣「タイガース優勝カラー」

【虎のソナタ】

複雑…通天閣「タイガース優勝カラー」

特集:
虎のソナタ
新型コロナへの警戒を示すため、黄色に点灯された通天閣。虎党からしたらちょっぴり複雑な気持ち?

新型コロナへの警戒を示すため、黄色に点灯された通天閣。虎党からしたらちょっぴり複雑な気持ち?【拡大】

 いよいよ対岸の火事ではなくなってきた。大阪府が昨日発表した新たな新型コロナウイルス感染者は32人。東京都の206人、4日連続200人強に比べれば、どうってことのない数字のようだが、感染状況判断の独自基準「大阪モデル」に当てはめると、なんと、悲しいことに「黄信号」がともってしまった。

 あれは5月の半ば。吉村大阪府知事が掲げた「大阪モデル」が浪速の街に光をもたらした。警戒基準によって通天閣を赤、黄、緑に点灯すると決めたが、連日、条件クリア。6月30日の“契約期間”満了まで、緑の灯がどれほど大阪府民の心を和やかにしたことか。

 しかし昨夜、ついに通天閣は、あぁ、黄色く染まっているではないか。

 ウイルスに負けてたまるか!

 再び気を引き締めるぞ! あの黄色を再び、ココロ休まる緑に変えてやる!

 大阪・難波の編集局の窓際。ブツブツ言いながら、阪神-DeNAをテレビ観戦していたら、隣の席で一緒に見ていた遊軍・長友孝輔がニヤッと笑いながら話しかけてきた。

 「そんなに、入れ込まなくてもいいんじゃないですか? 過去に、どんな時に黄色がともったか、先輩なら知ってますよね?」

 そう問われてハッとした。思い出した。

 世相に合わせて7色に変化する、大阪のシンボル・通天閣。忘れもしない、あれは阪神が優勝したときや。あの年の秋、黄色かったやん。そうや、そうや。

 長友記者が言う。

 「あれは藤浪がルーキーだった2013年春。高井隆光社長に、“虎の通天閣”藤浪が初勝利すれば『フジナミさんとシンタロウさんを入場無料にする!』という企画にご協力いただきました。実際に実施していただき、初勝利からの連勝中も無料の期間を延ばしていただいて…」

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