2020.7.13 05:02

代役守護神の阪神・スアレス、冷や汗セーブ!ソフトバンク時代以来1494日ぶり

代役守護神の阪神・スアレス、冷や汗セーブ!ソフトバンク時代以来1494日ぶり

九回、薄氷を踏みながらも虎初セーブをあげたスアレス。これからも頼むぞ!

九回、薄氷を踏みながらも虎初セーブをあげたスアレス。これからも頼むぞ!【拡大】

 (セ・リーグ、阪神2-1DeNA、6回戦、3勝3敗、12日、甲子園)1点差に迫られた九回2死一、二塁-。代打・乙坂を遊ゴロに打ち取ると、スアレスの険しかった表情が一瞬にして笑顔になった。

 ソフトバンク時代の2016年6月9日のDeNA戦(ヤフオク)以来1494日ぶりで虎移籍後、初セーブを挙げた。

 「ここまで勝ちをつないでくれたチームのために、しっかりと抑えたい気持ちでいっぱいだった」 

 八回、大山の適時打で2点リードとなったマウンド。藤川の代役として真価が試される場面で、いきなり先頭の代打・神里を四球で歩かせると、甲子園はざわついた。

 ソトは158キロ直球で空振り三振に仕留めたが、佐野の一塁ゴロで、スアレスは一塁ベースカバーに入ったが、ボーアの送球を捕球できず…(記録はスアレスの失策)。直後に、ロペスの適時打で1点差。前日の逆転負けの悪夢がよぎった虎党の悲鳴も響いた。

 「(九回のマウンドは)特別な気持ちだったよ」 

 抹消された藤川は、いつもブルペンを和ませてくれる存在だった。春季キャンプ中、スアレスは「自分はセ・リーグは初めて。阪神のことやパ・リーグとの違いなど、いろいろアドバイスしてくれる」と話していた。そんな藤川への感謝の気持ちを込めていた。

 矢野監督は「やっぱり(ソフトバンク時代に)経験がありますしね。その経験とボールに力がある。それで最後はスアちゃんに託しました」と称賛した。

 登板数は、岩崎と並んでチームトップタイの8試合。「ブルペンのみんながいい仕事をしたいと思っている。今、いるメンバーでチームを勝利に導けるように努めていきたい」と力を込めたスアレス。守護神が、元気に戻ってくるまで、フル回転も辞さない覚悟だ。(三木建次)

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