2020.7.13 05:04

巨人・パーラ、痛恨の守備妨害 今季初4連敗で首位から陥落

巨人・パーラ、痛恨の守備妨害 今季初4連敗で首位から陥落

勝敗を分けたシーンは六回。一塁走者のパーラ(左)が山田と交錯し、これが守備妨害と判定された(撮影・長尾みなみ)

勝敗を分けたシーンは六回。一塁走者のパーラ(左)が山田と交錯し、これが守備妨害と判定された(撮影・長尾みなみ)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人2-3ヤクルト、5回戦、ヤクルト3勝2敗、12日、ほっと神戸)巨人は、流れを呼び込めず今季初の4連敗となった。3試合が雨天中止となったこの週は3戦全敗。原辰徳監督(61)に笑顔はなかった。

 「パーラも悪気はない。今後そのことは注意して、ないようにね。しかし、その前に何とかせにゃいかん。もう少し点を取らにゃいかんよね」

 反撃ムードにブレーキをかけたのは2-3の六回のプレーだ。1死一、三塁で、一塁走者のパーラが炭谷の遊撃へのゴロで二塁ヘスライディングした際に二塁手の山田哲と接触。山田哲は一塁送球ができなかった。

 ヤクルト・高津監督のリクエストによるリプレー検証で、併殺崩しの危険なスライディングと判定され、一走、打者走者ともアウトとなり、パーラには警告が与えられた。同点のはずが一転、無得点で攻撃終了となった。

 丹波責任審判は「ベースに向けてスライディングはしているんですけど、勢いついて(ベースを)越えた」と説明。パーラが滑り込んだ後に、体がベースを通り越したことが、野球規則で規定されている“正しいスライディング”に違反したとみなされた。

 守備では、一回2死一塁で、左中間に上がった飛球を左翼手の亀井と中堅手の丸が譲り合う格好で打球が間に落ち、適時二塁打とされた場面も。攻守で流れをつかみきれず、惜敗を喫した。

 今季初めて首位の座を奪われたが、指揮官は「そうですか、というところでしかない」と一笑に付した。14日からは敵地での広島戦。一戦必勝の先にこそ、首位奪還がある。(谷川直之)

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  • 6回炭谷の遊ゴロで巨人・パーラ(左)と交錯し倒れるヤクルト・山田哲=ほっともっとフィールド神戸(撮影・長尾みなみ)
  • 6回、審判団の判定を聞いて、不満げな巨人・パーラ=ほっともっとフィールド神戸(撮影・福島範和)