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阪神・近本、不振脱出ヒントつかんだ!福留熱血指導で光

阪神・近本、不振脱出ヒントつかんだ!福留熱血指導で光

特集:
近本光司
福留孝介
福留(右)から指導を受けた近本は質問を“おかわり”(撮影・門井聡)

福留(右)から指導を受けた近本は質問を“おかわり”(撮影・門井聡)【拡大】

 (セ・リーグ、広島-阪神=降雨中止、3日、マツダ)福留から熱血指導!! 最下位の阪神は3日、広島戦(マツダ)が雨天中止。打率・149と開幕から不振の近本光司外野手(25)が室内練習場で福留孝介外野手(43)から打撃指導を受けた。ナイターで首位巨人が勝ち、7ゲーム差に拡大。球団の最大逆転優勝は1964年の6・5差でデッドラインを越えたが、近本の復調から巻き返す。

 激しい雨音がこだまする室内練習場で、鬼気迫る表情で耳を傾けた。午後4時過ぎから行われた約10分間の濃密レッスン。近本が福留から熱血指導を受けた。

 「孝介(福留)さんから声をかけていただきました。勉強させてもらっています」

 崖っぷちの状況のなか、何とか光を見つけ出そうと必死だった。ここまで打率・149(47打数7安打)と打撃不振は深刻。前日2日の中日戦(ナゴヤドーム)では、バント失敗から凡打に倒れ、バットをたたきつけて珍しく感情をあらわにするシーンもあった。とにかくきっかけがほしい。そんなリードオフマンに、そっと救いの手を差し伸べたのが福留だった。

 球界最年長の男は、打撃練習を行う近本に体の開きや、タイミングの取り方など、身ぶり手ぶりを交えてアドバイス。近本は、その後、マシン打撃で反復練習。さらには帰り際の福留をつかまえて、“おかわり指導”を請うた。

 「去年も打てないときに声をかけていただいて、こうなっていると教えていただいた。そのあと、改善した」

 同じ左打者として、最高のお手本が近くにいる。新人だった昨季も苦しいときに助けてくれたのは福留だった。悩み、苦しみ、出口の見えない暗いトンネルをさまよっているとき、福留の一言が光となる。いまの現状にも「(復調のヒントは)あります」とうなずいた。

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  • 約10分間、近本(左端)は福留(左から2人目)から熱血指導。矢野監督(右端)も見守った