2020.7.1 21:35

6失点KOの阪神・秋山「悔しい投球となりました」

6失点KOの阪神・秋山「悔しい投球となりました」

【プロ野球中日対阪神】4回、中日・高橋周平に適時打を浴びる阪神・秋山拓巳=ナゴヤドーム(撮影・宮沢宗士郎)

【プロ野球中日対阪神】4回、中日・高橋周平に適時打を浴びる阪神・秋山拓巳=ナゴヤドーム(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 (セ・リーグ、中日-阪神、2回戦、1日、ナゴヤドーム)

 目はうつろだった。悔しさをにじませて、虎ナインが待つ三塁側ベンチに小走りで戻った。“無失点男”の阪神・秋山が4回1/3回を7安打6失点(自責5)で、まさかの降板だ。

 「自分自身で苦しい投球にしてしまい、大事なところで粘り切れず悔しい投球となりました」

 0-0の三回、8番・梅野に先制ソロが飛び出すとネクストバッターズサークルで笑顔。まずは、秋山のペースかと思われた四回だった。

 1死からアルモンテに右翼線二塁打。2死三塁から高橋に137キロ直球を中前に運ばれ、あっさりと同点に追いつかれると、なおも2死一塁。阿部の打球を処理した三塁手のマルテが二塁に悪送球。右翼ポール際にボールが転々とする間に、一塁走者・高橋が生還。味方の守備にも足を引っ張られた。これで春季キャンプの実戦から続いていた連続無失点記録は「37」で止まった。

 さらなる悪夢は、五回だ。1死一、三塁で、平田に中前適時打。続くアルモンテを四球で歩かせて1死満塁から、ビシエドに左前へ2点打を浴び、矢野監督からタオルを投げこまれた。

 「きょうは初回の入り、先頭打の入りを大事にして、しっかり踏ん張っていけば、長いイニングを投げられると思う」と試合前。その言葉通り一回をわずか11球。二回も10球で三者凡退と、順調な滑り出しだった。

 今季初登板だった前回6月24日のヤクルト戦(神宮)は七回途中6安打無失点の好投。打線の援護がなく、勝ち星はつかなかったが、矢野監督も「ずっとよく投げてくれている」と評価していた。

 この日は、同23日に先発したガンケルが2軍降格したため、一日繰り上がって「中5日」でのマウンド。「関係ないです」と気合でマウンドに上がったが、矢野虎の悪い流れを断ち切ることはできなかった。