2020.7.1 05:01

巨人・戸郷、またも桑田以来の快投!高卒2年目以内33年ぶり開幕2戦2勝

巨人・戸郷、またも桑田以来の快投!高卒2年目以内33年ぶり開幕2戦2勝

戸郷は七回途中まで2失点。高卒2年目で桑田以来、33年ぶりの開幕2戦2勝を飾った(撮影・斎藤浩一)

戸郷は七回途中まで2失点。高卒2年目で桑田以来、33年ぶりの開幕2戦2勝を飾った(撮影・斎藤浩一)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人5-2DeNA、1回戦、巨人1勝、30日、東京D)うれしさと悔しさの入り交じる2勝目だった。2位DeNAと0・5ゲーム差で迎えた首位攻防戦で、巨人・戸郷翔征投手(20)が七回途中まで4安打2失点。交代を告げられ、ベンチに戻ると、汗をぬぐいながら天を仰いだ。

 「初回の立ち上がりを意識していたが、まだ甘い。前回も七回途中(で交代)というのは頭によぎったんですけど…」

 一回、DeNAの強力打線に立ち上がりを攻められ、佐野の中犠飛と宮崎の中前適時打でいきなり2点を失った。3-2とリードをもらった直後の七回1死から柴田に右翼線二塁打を浴びたところで降板。原監督の言う「先発投手は100球で7回」をクリアできず、「ちょっと苦しくなってしまった」と首を振った。

 それでも、強力打線を相手にわずか4安打。変則気味の右スリークオーターから最速151キロをマークするなど、力強い投球でチームを首位攻防第1ラウンドの勝利に導いた。23日の広島戦で1987年の桑田真澄以来となる高卒2年目以内で開幕4戦目までの勝利を挙げた20歳が、開幕2戦2勝でまたも87年の桑田以来、33年ぶりの偉業を達成した。試合後は「うれしいです」と素直に喜んだ。

 首脳陣には、前回登板で結果を残せなければ戸郷を除く先発陣5人を中5日で回す腹案もあったという。本当の信頼を勝ち取るべく、若武者の奮闘は今後も続く。(伊藤昇)

戸郷 翔征(とごう・しょうせい) 

 2000(平成12)年4月4日生まれ、20歳。宮崎県出身。聖心ウルスラ学園高で2年夏に甲子園出場し、2試合に登板。19年ドラフト6位で巨人入団。本拠地最終戦でプロ初勝利。CSでは球団の高卒新人として初めて先発した。通算成績は4試合に登板し、3勝0敗、防御率2・49。186センチ、75キロ。右投げ右打ち。独身。年俸650万円。背番号13。

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  • 首位攻防戦を制し、原監督(中)は“エアグータッチ”でウィーラーらを出迎えた。右は戸郷(撮影・中井誠)