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広島・森下が初勝利!完封&完投逃すもデビュー戦に続く快投

広島・森下が初勝利!完封&完投逃すもデビュー戦に続く快投

登板2戦目でプロ初勝利を挙げた森下。堂々たるピッチングだった(撮影・甘利慈)

登板2戦目でプロ初勝利を挙げた森下。堂々たるピッチングだった(撮影・甘利慈)【拡大】

 (セ・リーグ、中日3-10広島、3回戦、広島2勝1敗、28日、ナゴヤD)136球の熱投で、プロ初勝利をつかんだ。笑顔でハイタッチの列に加わった広島のD1位右腕・森下(明大)はフランスアからウイニングボールを手渡されると、大事に握りしめた。

 「何が何でも勝ちたかった。終わりは悪かったが、勝ててホッとしている。両親に感謝を伝えたい」

 8回2/3を9安打3失点7奪三振の力投。180センチ、75キロの細身の体から繰り出す最速153キロの直球が光った。三回1死満塁のピンチでは、大島を150キロの内角直球で遊ゴロ併殺に。カットボールなど緩急も効果的に使って、中日打線に的を絞らせなかった。

 完封目前の九回。1死二塁から高橋に左中間へ適時二塁打を浴び、登板2試合16イニング目で初失点を許すと、2死後にも連打され、あとアウト1つのところで降板。プロ初勝利を完投で飾ることはできなかったが、デビュー戦となった21日のDeNA戦(横浜)で7回無失点と快投を見せながら、つかみそこねた白星をしっかりとゲット。背番号18の先輩でもある佐々岡監督は「あと1歩だったけど仕方ない。強い球をきちっと投げていた。自信を持って(打者に)向かっていっている」とたたえた。

 1年前の敗戦を乗り越えて、強くなった。明大4年時の2019年4月20日の立大との東京六大学春季リーグ開幕戦。ライバルの田中誠也(現大阪ガス)が完封する一方で自身は6回4失点で黒星。エース兼主将としてふがいない投球に、試合後のロッカールームで涙を流した。

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  • ウイニングボールを手に、背番号18の大先輩、佐々岡監督(右)と記念撮影=ナゴヤドーム(撮影・甘利慈)