2020.6.21 18:00

福岡で全国初の独自大会、9チーム参加

福岡で全国初の独自大会、9チーム参加

 福岡県高野連が主催し、9チームが参加する筑後地区交流大会が21日、福岡県久留米市の浮羽工業高グラウンドで2試合が行われて始まった。新型コロナウイルスの影響で全国選手権とその出場権を懸けた地方大会が中止された後で、各都道府県の高野連が主催する独自大会の実施は全国初。止まっていた球児の夏が動きだした。

 福岡県高野連は5月に主催大会の開催断念を発表したが、その後再検討。県大会の代替大会は7月から4地区に分けて行う予定で、今回の9チームは就職に関わるテストと時期が重なるなどの理由で出場できず、別大会が組まれた。

 無観客を原則に保護者の観戦は認めた。手指の消毒徹底など感染対策を施し、野口敦弘県高野連理事長は「大会実現はうれしいが、より気を引き締めなければいけない」と話した。

 会場になった浮羽工業高は三池工業高に大敗したが、坂田駿主将は「このグラウンドで最後を迎えることができてうれしい」とすがすがしかった。三池工業高は2連勝。両試合で本塁打を放った3年の栗原慎治捕手は「甲子園を懸けた試合もしたかったけど、楽しかった」と笑顔だった。