2020.6.15 15:06

阪神、近大・佐藤に熱視線 練習再開を視察

阪神、近大・佐藤に熱視線 練習再開を視察

2カ月半ぶりに学校グラウンドで練習する近大・佐藤のロングティー=15日、生駒の近大グラウンド

2カ月半ぶりに学校グラウンドで練習する近大・佐藤のロングティー=15日、生駒の近大グラウンド【拡大】

 今秋ドラフト1位候補の近大・佐藤輝明内野手(21)が15日、生駒市の学校グラウンドで4月2日以来の練習再開。リストアップする阪神・畑山統括スカウト、渡辺スカウトがさっそく視察に現れ、熱視線を送った。

 コロナ禍による活動停止が一部解除され、2カ月半ぶりのグラウンド。まだ寮は閉鎖中で通い可能な35人の練習は約2時間。午前10時からキャッチボール、ノック、ロングティー打撃に室内マシン打撃をこなした佐藤は「外で打ててうれしい」と汗をぬぐった。

 西宮での自宅待機中は素振りやウエートに、可動域を広げる股関節などストレッチ。さらに逆立ち、ブリッジなどにも取り組んだ。体重は2キロ増の94キロだが、「重くはなっていない。バットも重く感じない」という。

 春のリーグ戦は再延期の末に8月9日から1カード1試合制で、1チーム5試合の予定だ。現在通算11発で、巨人などで活躍した先輩・二岡のリーグ記録13発にあと2。「走れるし、あれだけ飛ばす選手はいない」と評価する田中秀昌監督は記録挑戦のため1番に起用するプランだ。

 阪神・渡辺スカウトは「まだ初日だから。リーグ戦へ徐々に上げていってもらって、試合でいいところを見せてもらえればいいですね」と期待した。阪神は今年初めの段階で、上位候補にリストアップ。その後のコロナ禍でアマ球界の活動停止、球団の事情など流動的だが、内外野守れるアマ屈指の大砲候補であることは間違いない。

 改めてプロ一本を表明した佐藤の、まずは夏に注目だ。(宮本圭一郎)