2020.6.4 05:03

阪神・ボーア、2戦連発 また打った!またV弾!!「どんどんよくなっている」

阪神・ボーア、2戦連発 また打った!またV弾!!「どんどんよくなっている」

六回、2戦連続となるホームランを放つボーア。大砲がついに覚醒した!(撮影・宮沢宗士郎)

六回、2戦連続となるホームランを放つボーア。大砲がついに覚醒した!(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 (練習試合、阪神10-3広島、3日、甲子園)完全に“お目覚め”だ! 阪神の新助っ人、ジャスティン・ボーア内野手(32)が3日、広島との練習試合(甲子園)に「4番・一塁」で出場し、3打数2安打2打点。2-2の六回に、2試合連続アーチとなる勝ち越し2ランをバックスクリーン左に放り込んだ。メジャー通算92発の助っ人が、ついに本領を発揮し始めた。

 猛虎の大砲が、完全に目覚めた。高々と上がった打球は、そのままバックスクリーン左に一直線だ。ボーアが193センチ、122キロの巨体を揺らして、悠々とダイヤモンドを1周した。

 「2ストライクと追い込まれていたので的を絞って、真っすぐじゃなくて抜いた球でしたけど、うまく対応できてセンター方向にいい打球が打てました」

 2-2で迎えた六回無死二塁。フルカウントから7球目、一岡の甘く入った134キロフォークを振り抜いた。実戦18試合&45打席目での待望の初アーチとなった前日2日は引っ張って右翼スタンドへ運んだが、この日はセンター方向へズドン! この回一挙7点を奪う攻撃の火をつけた。

 二回先頭でもカウント2-2から、弾丸ライナーで右翼フェンスを直撃する安打を放っており、2安打2打点。まるで“つかえ”がとれたように、メジャー通算92発のスラッガーの状態は着実に上向いてきている。

 本人も手応えを感じている。この日の試合前の打撃練習では、逆方向を意識してスイング。41スイングで右中間と左中間へ2本ずつ、バックススクリーンへ1本と広角に柵越えを打ち分けた。

 「自分の中で調子がいい時というのは逆方向、センター方向にも強い打球が打てているときなので、バッティング練習の中でもそれが意識してできているということはいいことだと思います」

 感触はバッチリ。甲子園には右翼から左翼に浜風が吹き、左打者に不利といわれるが、逆方向にも打てるとなれば心配はいらない。矢野監督も「やっぱりホームランというのは流れが変わるし、中心バッターなんでね。ボーアらしい打球、スイングが多くなってきている。打球もいいし。追い込まれてから打ったというのも、打球の角度も(いい)」と目を細めた。

 「試合、試合という中で感じをつかんでいくのが自分のスタイルだと思っている。今こうして試合を毎日続けてできているので、そこが一番大きいと思うし、自分でもどんどんよくなっている」とボーア。試合を重ねるごとに、上がっていく調子-。「6・19」の開幕へ、さらに牙を研いでいく。(菊地峻太朗)

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  • 6回、2点本塁打を放つ阪神・ボーア=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 2回、安打を放つ阪神・ボーア=甲子園球場(撮影・松永渉平)