2020.6.4 05:02

阪神・ガンケル、捕手原口と息ピタリ 4回0封、前回炎上から一転!

阪神・ガンケル、捕手原口と息ピタリ 4回0封、前回炎上から一転!

4回無失点と好投したガンケル。原口との相性は抜群だ(撮影・松永渉平)

4回無失点と好投したガンケル。原口との相性は抜群だ(撮影・松永渉平)【拡大】

 (練習試合、阪神10-3広島、3日、甲子園)グッチ、サンキュー! 阪神の新助っ人、ジョー・ガンケル投手(28)が3日、広島との練習試合(甲子園)に先発し、4回2安打無失点の好投。背水のマウンドで失いかけていた自信を取り戻した。“恋女房”の原口文仁捕手(28)との息もピッタリ。開幕ローテ入りを猛アピールした。

 コロナ禍の影響でハイタッチはできなかったが…。ガンケルは予定の4イニングを投げ終えてベンチに戻ると、原口に感謝の意味を込めて、頭をペコリと下げた。

 「(最近)思うような投球が続いていなかったから、きょうはしっかりと結果を残したかったんだ」

 4回をわずか53球、2安打無四球で無失点。最速は150キロで、変化球も高低、内外に投げ分けて12のアウトのうち7つは内野ゴロだった。「ゴロアウトも多く取れて、自分らしい投球を見せることができたと思う。(調子は)よかった」。

 一回2死二塁。4番の鈴木誠を高めのツーシームでどん詰まりの遊ゴロ。二、三回と、きっちりコーナーに投げ分けて三者凡退。四回、鯉の主砲と2度目の対戦。原口の要求通り、外角に逃げるボール気味のスライダーで二飛に仕留めた。

 春季キャンプで抜群の制球力を評価され、開幕ローテは確実といわれた新助っ人。しかし、その後は大量失点する試合も目立ち、実戦8試合で防御率6・93。だが、原口がマスクをかぶった4試合に限れば防御率1・38(13回で自責2)だ。

 「彼は、からだ全体で大きく構えてくれるから投げやすいんだ」

 以前、原口の印象について、こう語っていた助っ人。捕手出身の矢野監督は「原口が思いきってインサイドをどんどん行くようなリードをしてくれた部分も、ガンケルの良さが出ている大きな部分じゃないかな」と分析した。

 5月29日の紅白戦では2回6安打3失点と打ち込まれた。藤浪、高橋の開幕1軍が絶望的となったなか、1軍外国人枠4を争うガルシアとスアレスの先発調整の方針が決定した。開幕ローテ確実の立場から一転、ガンケルはこの日結果を残さなければ2軍降格の可能性すらあったが、原口の好リードで自信を取り戻した。もう大丈夫-。次回登板で、開幕ローテを当確させる。(三木建次)

 ◆コーチに感謝

 原口だけではない。ガンケルは「福原(投手)コーチと練習で取り組んできたことができてよかった」と感謝した。1日の甲子園での投手指名練習で、福原コーチから投球時のリリースポイントの位置や下半身の使い方などのアドバイスを受け「米国でも(その指摘は)あまり受けたことがなかった。参考にしていきたい」と話した。

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  • 指示を出す阪神・原口=甲子園球場(撮影・松永渉平)