2020.5.14 05:03

阪神・能見、41歳シーズン連投任せろ「意気に感じて投げられる」

阪神・能見、41歳シーズン連投任せろ「意気に感じて投げられる」

キャッチボールする阪神・能見=甲子園(球団提供)

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 連投も任せろ! 阪神・能見篤史投手(40)が13日、甲子園での自主練習後、オンライン会見に応じた。最短で6月19日を目指していく開幕だが、強行日程などでリリーフ陣が苦しくなる可能性は大。今月28日で41歳となる虎最年長投手は「僕は連投は苦にならない」と熱い決意をにじませた。

 最短6月19日を目指す開幕日はまだ最終決定ではないし、新型コロナウイルスが収束したわけでもない。今月28日に41歳を迎える能見は「軽はずみなことは言えないですけど」と前置きしつつ、冷静に開幕を見据えた。

 「(調整の)予定が決められたので。逆算がすごくしやすくなる。そこに向けて、準備をする段階になる」

 この日、甲子園のブルペンで45球を投げたベテラン左腕。さっそく異例ずくめとなるシーズンをシミュレーションした。

 「試合数が少なくなると、そう簡単にゲームを落とせなくなる」

 予定通り開幕できたとしても、試合数は143から削減される見通し。展開次第では先発に早い回に代打を送る場面なども増え、リリーフ陣の登板機会が増えるというわけ。同時に6連戦は当たり前の超ハードスケジュールとなり、登板過多は避けられないが…。

 「僕は連投は苦にならない」

 きっぱり話すと「『次(マウンドに)行ってくれ』と(監督から)呼ばれて…。逆に連投が続いたほうが、意気に感じて多分、投げられるかなと思う」と熱く続けた。

 これまで肩、肘に大きな故障をしたことはなく「若いときからブルペンで、人よりもたくさん投げ込んだから」と胸を張る。すべてはチームの勝利のため、応援してくれるファンのため。さらに自身の記録もモチベーションとなるはずだ。

 2018年途中からリリーフに転向し、40歳シーズンの昨季は自身最多の51試合に登板した。40歳以上での50試合以上の登板は、2017年の中日・岩瀬以来2人目。2度目となればNPB史上初の快挙だ。また阪神在籍期間だけでは村山実、小山正明、江夏豊の3人しか達成していない通算1500奪三振も、あと「23」と迫っている。

 「これからは(ブルペンで)投げる量を増やして、(実戦で)バッターに早く投げたいというのが正直な気持ちです」

 コロナ禍の収束を祈りながら、41歳シーズンでのフル回転に向け、準備を進めていく。(三木建次)