2020.5.4 10:00

【プロ注目上位候補】中大主将で4番・牧秀悟、昨春リーグ戦首位打者 逆方向に打てる右の大砲

【プロ注目上位候補】

中大主将で4番・牧秀悟、昨春リーグ戦首位打者 逆方向に打てる右の大砲

特集:
侍ジャパン
中大・牧は逆方向への右にも鋭い打球が打てる(撮影・蔵賢斗)

中大・牧は逆方向への右にも鋭い打球が打てる(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けているアマチュア野球界で、今秋のドラフト注目選手をピックアップする連載(随時掲載)の第2回。大学日本代表でも中軸を任されている中大(東都)の牧秀悟内野手(4年)は勝負強さが魅力だ。(取材構成・赤堀宏幸)

 今秋のドラフト候補では右投げ左打ちの選手が多い中、貴重な右の大砲だ。中大の牧を、各球団のスカウトが注視している。

 主将で4番。“ポスト松田宣”を探すソフトバンク・福山スカウトチーフは「体もあるし、二塁の守備もソツなくこなしている」と評価。オリックス・佐藤スカウトも「逆方向にも打てる右の内野手」と注目している。

 魅力は勝負強さだ。広角打法の広島・長野タイプといわれ、昨春のリーグ戦は首位打者に輝き、春秋連続で14打点をマークした。昨年7月の日米大学野球選手権では大学日本代表の3、4番として全5試合に出場し、第4戦では中越え本塁打を含む2安打3打点。8月はU18高校日本代表との一戦で創志学園高・西純(阪神D1位)から左越え本塁打を放っている。

 「ファーストストライクを積極的に狙っていって、その1球で仕留めたい。待っていては駄目だと思う」と課題を掲げる牧。今年3月にはDeNAとの練習試合で3安打を放ち、バックネット裏のスカウト陣をうならせた。それでも「(プロの投手は)切れが違う。結果は自信につながるけど、2三振しているし、まだまだ…」と満足はしていない。

 小学生時代は巨人ファンだったというが、次のステージではこだわりはない。大学日本代表でともに戦った広島D1位・森下(明大)、ヤクルトD2位・吉田喜(日体大)両投手らとの対戦を胸に抱き、大学ラストイヤーに挑む。

牧 秀悟(まき・しゅうご)

 1998(平成10)年4月21日生まれ、22歳。長野県出身。松本第一高では甲子園出場なし。中大では1年春からリーグ戦に出場し、3年春は打率・400で首位打者、秋は・361、2季連続の14打点で30季ぶりの東都リーグ優勝に導いてMVP。リーグ戦通算は打率・278、45打点、3本塁打。178センチ、93キロ。右投げ右打ち。