2020.4.9 05:03

巨人・原監督「必ず開幕来る」 緊急事態宣言受け動画メッセージ

巨人・原監督「必ず開幕来る」 緊急事態宣言受け動画メッセージ

政府の緊急事態宣言を受け、談話を発表した原監督。前向きなメッセージを発信した(球団提供)

政府の緊急事態宣言を受け、談話を発表した原監督。前向きなメッセージを発信した(球団提供)【拡大】

 巨人・原辰徳監督(61)が8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京都などに緊急事態宣言が発令されたことを受け、東京・大手町で球団幹部と今後の対応について話し合った。それにあわせ、球団を通じて動画でメッセージを公表。個人調整期間となっている選手に改めて自覚を促すとともに、都道府県の春季大会など続々と大会の中止が決まっている中高校生たちにエールを送った。

 度重なる開幕の延期で肉体的にも精神的にも難しい調整を強いられる中、原監督が選手に向けてメッセージを発信。来たる日に向け日々の研鑽(けんさん)を求めた。

 「なかなか先が見えないが、必ず開幕は来る。自分を見つめ直し、高めていってもらいたい」

 現在、チームは一時解散中で、個人調整期間としてジャイアンツ球場で練習中。密集を避けるためにローテーションを組んだり、浴室に人数制限がかけられたりと、普段はないストレスもある。

 そんな中、指揮官は「一度は(体が)でき上がった選手ばかり」と信頼も口に。「組み立て作業になったら早い状態で組み立つ、そういう状態になってほしい」と望んだ。また、ファンには「喝采やブーイングが球場でできるよう準備しています。(優勝した際の)いいシーンをビデオで見て楽しみに待って」と呼び掛けた。

 また、大会の中止や練習自粛中の全国の子供たちにも「少年時代を思い出すと胸が痛い」とエールを送った。

 「やっぱり、こういう機会だからできることはある。シンキングベースボール、考える野球をすることも重要」

 普段から高校野球にDH制導入を提言するなど球界の未来を担う学生のことも考えてきた。本を読んで知識を蓄えたり、家でできるストレッチなどをし「いざ野球ができるといったときに上達しているように。体も、頭も、そして心も。希望を持って、喜びを思い浮かべながらこの時間を使って」と願った。(伊藤昇)