2020.3.31 13:00

【球界ここだけの話(1924)】西武・外崎、“すり足打法”で「新しい自分」に 延期の東京五輪へ強い思い

【球界ここだけの話(1924)】

西武・外崎、“すり足打法”で「新しい自分」に 延期の東京五輪へ強い思い

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西武・外崎

西武・外崎【拡大】

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今夏に開催される予定だった東京五輪が来年夏の開催に延期となった。

 東京五輪の日本代表候補の一人、西武・外崎修汰内野手(27)は1年後に延期された五輪へ、強い思いを口にしていた。

 「1年空いてやれるということで中止にならなくてよかった。五輪に向けてではないが、毎年成績を残していかないといけない。今年の結果はつながってくると思うので、今年1年で新しい自分を出せるようにやっていきたい」

 昨年は、正二塁手だった浅村が楽天に移籍したことに伴い、開幕から二塁手に定着。自身初となる全試合出場を達成し、打率・274、26本塁打、90打点、22盗塁を記録。11月に行われたプレミア12では侍ジャパンの一員として世界一に貢献した。侍ジャパンでは、内外野のどこでも守れる球界きってのユーティリティープレーヤーとして存在感を放った。

 27歳のユーティリティープレーヤーは「新しい自分」になるために今季から取り組んでいることがある。

 すり足で打つ、すり足打法の打撃フォームの取得だ。今季の春季キャンプの打撃練習中からは、本来の足を大きく上げて打つ打法に加え、足を上げずに打つ“すり足打法”を交互に使いわけながら打撃練習を行っている。

 「自分の中の引き出しを増やしていければと思って」と意図を説明し、「追い込まれてからはすり足を使ったりしている」と続けた。

 相手のモーションなどによって足を上げてのタイミングが合わせにくい時などにすり足打法を試しているという。

 すり足打法は足を大きく上げる打ち方より、目線のぶれが少なくミートしやすいとされている。昨年、経験したプレミア12では5試合に出場し、打率・182(11打数2安打)。海外の選手の特有の動くボールに苦戦。またシーズンでは自己最多の132三振。追い込まれてからの打撃が課題だった。昨年の経験がすり足打法を取り入れるきっかけとなった。

 「まずはオリンピックに選んでいただけるように、評価していただけるように頑張りたい」と外崎。進化した新しい自分へ-。常に向上心を忘れない。(樋口航)