2020.3.30 05:02

中日2選手が自宅待機…練習試合で阪神・伊藤隼と接触、専門家の助言受け方針決める

中日2選手が自宅待機…練習試合で阪神・伊藤隼と接触、専門家の助言受け方針決める

 中日は29日、新型コロナウイルス感染が確認されている阪神・伊藤隼太外野手(30)と20-22日の2軍練習試合(ナゴヤ球場)で接触のあったチーム関係者15人のうち、選手2人を最終接触日の22日から2週間後にあたる4月5日まで自宅待機にすると発表した。他の13人のうち12人は4月5日まで時間をずらして練習や仕事を行い、1人は通常通り活動する。

 中日球団内に、より一層の緊張感が漂った。28日に行った聞き取り調査で、選手・スタッフ計15人が20-22日の練習試合で伊藤隼と接触していたことを確認。一夜明け、日本野球機構(NPB)とJリーグの連絡会議で専門家チーム・地域アドバイザーを務める、愛知医科大の三鴨廣繁教授からのアドバイスをもとに、方針を決めた。

 加藤宏幸球団代表(61)は「濃厚接触の定義が確立されていない。ひと通りの対応はできないという話だった」と説明。自宅待機となる2選手はヒアリングにおいて、伊藤隼との数分間に及ぶ会話や複数回にわたる会話、グータッチなどの身体的な接触が確認されたため、大事を取る形となった。チームと別行動をとる12人も含め、期間は最終接触日の22日から2週間後の4月5日までとなる。現状、接触が確認された15人に発熱、嗅覚や味覚の異常などを訴えた人はいないため、PCR検査について同代表は「受けることはないです」と話した。

 30日にはナゴヤ球場の消毒作業が行われる。首脳陣や選手、スタッフなどは検温や健康観察を継続して行い、感染予防に取り組む。 (須藤佳裕)