2020.3.30 05:03

広島・野手陣が2時間500振!会沢、自粛ムードの中で「練習していいのか…葛藤ある」

広島・野手陣が2時間500振!会沢、自粛ムードの中で「練習していいのか…葛藤ある」

会沢は室内の打撃練習で振り込む。コロナ禍の中でも鍛錬は怠らない

会沢は室内の打撃練習で振り込む。コロナ禍の中でも鍛錬は怠らない【拡大】

 広島の高卒2年目・小園海斗内野手(19)ら野手陣が29日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で約2時間、振り込んだ。朝山東洋打撃コーチ(43)は「シーズンに入ると振り込みができなくなる」と意図を説明。新型コロナウイルス感染拡大の影響が球界にも及ぶなかでも、4月24日のヤクルトとの開幕戦(神宮)へ向けて着実に歩みを進めた。

 赤ヘル式で振って振って、振りまくった。新型コロナウイルスの感染者が少ない(29日午前現在4人)広島は、午後0時半からカープの野手全員、計18人がマツダスタジアムに隣接する屋内練習場に集まり、500スイングを超えるメニューをこなした。

 「たくさん振ったので、疲れた。しっかり集中できた。開幕までまだ時間があるので、1球1球を大事に練習したい」

 昨季58試合に出場した高卒2年目の19歳、小園が汗をぬぐった。自身は同じ左打ちの松山とペアを組み、フリー2カ所、ロングティー2カ所、マシン3カ所、ティー2カ所の計9カ所を1セット12分、約2時間かけて午後2時30分まで振り込んだ。

 チームは2日間の休養を挟み、前日28日から練習を再開した。朝山打撃コーチが「2日休んだので、この3日は強度を上げたい。(4月)24日に合わせないといけない。シーズンでは振り込みができなくなる。貯金を作っておきたかった」と理由を説明した。

 全国的に自粛ムードとなっている中での練習に、正捕手の会沢は「練習をしていいのかという気持ちもあるけど、プロ野球選手である以上、4月24日に合わせないといけない葛藤がある」と吐露。チーム内にも動揺が広がる中で、プロ意識に徹した。

 チームは4月上旬の対外試合を白紙に戻すなど、調整が難航。今後は不透明だが、4月24日の開幕・ヤクルト戦(神宮)に向けて、できることを着実にやっておく。 (柏村翔)