2020.3.24 05:00

巨人・戸郷、高校時代に投げていたカットボールを“解禁”

巨人・戸郷、高校時代に投げていたカットボールを“解禁”

ブルペンで投球練習に臨む巨人・戸郷=ジャイアンツ球場(撮影・中井誠)

ブルペンで投球練習に臨む巨人・戸郷=ジャイアンツ球場(撮影・中井誠)【拡大】

 巨人・戸郷翔征投手(19)が23日、先発予定のあす25日の中日との練習試合(ナゴヤドーム)に向けてブルペン投球などで調整。プロ入り以降は“封印”していたカットボールを投げるなどして汗を流した。

 「ゲッツーがほしいときに内野ゴロを打たせたり。2年目のジンクスというのもある。それをはねのけるために必要な球種と思っています」

 最速154キロの直球を主体にスライダー、フォークを操る19歳。すでに開幕ローテに当確している期待の右腕が、2年目のシーズンを前に高校時代に投げていたカットボールを“解禁”した。

 きっかけとなったのが10日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)。先発し3回2/3を9安打10失点と打ち込まれ「打ち取るのが難しかった。困ったときに球種があると助かる」と一念発起。2軍から1軍に上がり好投した今村、宮国らもカットボールの習得で光明を見出しており、宮本投手チーフコーチも「今後の野球はカットなんだろうね」と評価していたところだった。

 「(感触は)悪くはない。打者が振っても分からないくらいの軌道だと面白いと思う」。新兵器で竜斬りを果たし、開幕へ弾みをつける。(箭内桃子)