2020.3.22 05:02

“高津チルドレン”ヤクルト・広岡が復活弾!痛烈な中前打も

“高津チルドレン”ヤクルト・広岡が復活弾!痛烈な中前打も

本塁打を放ち、仲間に迎えられる広岡。高津監督の助言を生かした

本塁打を放ち、仲間に迎えられる広岡。高津監督の助言を生かした【拡大】

 練習試合(ヤクルト6-5阪神、21日、神宮)白球に乗せて、心の中のモヤモヤも吹き飛ばした。ヤクルト・広岡大志内野手(22)が阪神との練習試合に「7番・三塁」でフル出場し、三回の第1打席で、左中間席へ先制弾を放った。

 「打球方向は考えず、シンプルに。来た球を打つぐらいの感じでいきました」

 ベンチに戻ると高津監督にバシッと頭をたたかれ、笑みがこぼれた。昨季10本塁打で、さらなる飛躍が期待される大砲。しかしオープン戦は打率・136、0本塁打、2打点に終わった。

 「小さくならずに振っていけ」。試合前、2軍監督時代から広岡の成長過程を見届けてきた指揮官に、言葉をかけてもらった。“高津チルドレン”の22歳は「結果を出さなあかんとか、焦りがあった。その一言で割り切って打席に入ることができた」。完璧なアーチに加え、六回も痛烈な中前打を放ち期待に応えた。

 高津監督は「確率は高くないけれど振れるのが彼のいいところ。彼らしいスイングだった」と目を細めた。三回は広岡の一発が打線に火をつけ、一挙6得点。本来は開幕カードだった阪神相手に2連勝を飾った。桜が咲き始めた神宮で、1軍定着を狙う広岡にも春が訪れそうだ。 (横山尚杜)

  • 3回、本塁打を放つヤクルト・ 広岡大志=神宮球場(撮影・宮沢宗士郎)
  • 6回1失点のヤクルト・小川(撮影・長尾みなみ)