2020.3.21 05:04

ヤクルト・村上、お待たせ2020初打点!バットで全快宣言

ヤクルト・村上、お待たせ2020初打点!バットで全快宣言

村上が五回に右中間へ適時三塁打。1軍での実戦5試合目で今季初打点をマークした (撮影・宮沢宗士郎)

村上が五回に右中間へ適時三塁打。1軍での実戦5試合目で今季初打点をマークした (撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 練習試合(ヤクルト7-2阪神、20日、神宮)プロ野球は20日、当初の開幕予定日を迎えた。セ、パ両リーグは新型コロナウイルス感染拡大防止のために公式戦が4月10日以降に延期されており、各地で無観客での練習試合4試合が行われた。ヤクルトは阪神戦(神宮)で7-2の快勝。下半身のコンディション不良で出遅れていた、新4番の村上宗隆内野手(20)が五回に今季の実戦初打点となる適時三塁打を放つなど、2安打の活躍で回復ぶりをアピールした。

 ファンはいない。応援もない。開幕戦を迎えるはずだった神宮球場に、球音とベンチからの声だけが響いた。五回2死一塁。村上が右中間へ適時三塁打を放ち、今季初打点を挙げた。

 「結果を残せたことはすごくよかった。こういう雰囲気でやるのは初めてなので、ファンの方のありがたみを一試合一試合、感じられています」

 2月の浦添キャンプ中に下半身のコンディション不良を訴えたが、順調に回復した。今季初めて「4番・三塁」でフル出場を果たし、七回に右前打を放って、2安打1打点。主砲としての仕事を果たした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が4月10日以降に延期された。超満員の本拠地でこの日を迎えるはずが、無観客の練習試合…。様々なイベントも計画されていたが、それも延期となった。寂しさが募る3・20だったが、“応燕企画”としてファンにツイッター上で募ったメッセージが電光掲示板に表示されるなど、燕党の思いはナインに届けられた。

 二回には、新加入のエスコバーが来日初打点を挙げるなど、阪神の開幕投手、西勇から3点を奪い、予行演習もOK。高津監督は「各選手が仕事を理解してやってくれたら、こういう展開になる。いい攻撃だった」と目尻を下げた。

 「開幕は絶対来ると思っている。テレビの前で応援していただいている方々に向けて、元気よくプレーすることが一番」と村上。20歳の4番を中心に新燕打線が、リスタートを切った。 (赤尾裕希)

  • 5回適時打を放ったヤクルト・村上(中央)=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 7回右安打を放つヤクルト・村上=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 無観客のスタンドを背に取材に臨むヤクルト・村上=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 2回2点二塁打を放つヤクルト・上田=神宮球場(撮影・長尾みなみ)