2020.3.19 05:03

ヤクルト一丸“スカウ闘”!マスク・検温徹底、新システム導入し動画共有チェック

ヤクルト一丸“スカウ闘”!マスク・検温徹底、新システム導入し動画共有チェック

明石商・来田

明石商・来田【拡大】

 ヤクルトは18日、東京・北青山の球団事務所でスカウト会議を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大で、19日に開幕する予定だった選抜高校野球大会が中止となる中、スカウト陣も対応に追われている。

 高校野球は春季大会も各県で中止が発表されている。橿渕スカウトグループデスクは「こういう状況なのでしようがない。やれる範囲でやりましょうという話をした。高校生は夏の大会だけになってしまうかもしれない。練習や練習試合で見ていくが、公式戦ならではの評価の仕方がある」と難しさを明かした。

 スカウト会議では260人をリストアップし、上位候補の9人には春の甲子園で視察予定だった明石商・中森俊介投手、同・来田涼斗外野手、中京大中京・高橋宏斗投手の名前を挙げた。今後は視察先に問い合わせた上で可能な場合は、マスク着用、検温を徹底。視察期間が短くなるため、有力選手は複数のスカウトが視察する「クロスチェック」を行うことを確認した。

 球団ではフロントと現場で情報を共有するため、新しいシステムを導入しており、スカウト陣が携帯で撮影した動画を共有することが可能になる。「(他球団も)条件は一緒。与えられた状況の中で、ベストを尽くそうと思います」と橿渕スカウトグループデスク。新型コロナウイルスの影響が拡大する中、最善を尽くす。 (長崎右)

★選手の健康、安全面を優先

 第92回選抜高校野球大会(甲子園)は19日に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、11日に開かれた日本高野連の臨時運営委員会で中止が決まった。選抜大会は太平洋戦争の影響で1942-46年に中断したが、予定されていた大会が中止となったのは初めて。無観客での開催を模索してきたが、選手の健康、安全面を最優先に考えて、断念した。

  • 明石商・中森
  • 中京大中京高・高橋宏斗