12球団代表者会議(代表撮影)【拡大】
新型コロナウイルスの感染拡大によりセ、パ両リーグの公式戦開幕が延期となったことを受け、日本野球機構(NPB)と12球団は12日、東京都内で代表者会議を開き、新たな日程を協議した。開幕日はいずれも金曜日の4月10、17、24日を想定。レギュラーシーズン143試合に加え、クライマックスシリーズ(CS)と日本シリーズまで11月中の終了を目指す。11月7日に開幕の予定だった日本シリーズは同21日の開幕に繰り下げる。
11月中にポストシーズンまで消化するための開幕日のデッドラインについて、斉藤惇コミッショナー(80)は「計算の上では4月24日くらい」とし、金曜日の開催にこだわらず、CSの開催方法の変更の可能性も示唆した。
3月19日頃に予定される政府の専門家会議による見解を踏まえ、NPBは23日にJリーグと連携して専門家チームから意見を聞く第4回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。その後、12球団代表者会議であらためて開幕日と日程について協議する。
今月15日にオープン戦の全日程が終了した後は、公式戦が組まれていたカードで、無観客の練習試合を行う。ただし、移動の際などの感染リスクを考慮し、使用球場や開始時間などは当該球団で話し合って決める。