2020.3.12 05:00

DeNA・佐野、4番初アーチを含む2発!!

DeNA・佐野、4番初アーチを含む2発!!

3回、先制3ランを放つDeNA・佐野=横浜スタジアム(撮影・斎藤浩一) 

3回、先制3ランを放つDeNA・佐野=横浜スタジアム(撮影・斎藤浩一) 【拡大】

 雲一つない横浜の青空に、2本のアーチを描いた。DeNA・佐野恵太内野手(25)が、広島とのオープン戦(横浜)で、1軍では自身初の1試合2発、4打点と大暴れした。

 「本塁打を狙って打つ打者ではないので、外野の間を鋭い当たりで抜けていったことがよかった。日を重ねるごとに、感覚は良くなっている」

 三回無死一、二塁から初球の甘く入った変化球を左中間へ、4番として初本塁打となる先制3ラン。八回の第5打席は、またしても初球の変化球をとらえ、今度は右中間へと突き刺した。

 米大リーグに挑戦した筒香の後を受け、今季から新主将、4番を任される。昨季まで代打が主戦場だった25歳にとって重責すぎるとの声もあるが「周りのおかげ」と佐野。周囲から愛される性格の持ち主は、最初から筒香のようにすべてを背負い込むのではなく、梶谷や宮崎ら経験豊富な先輩にも支えられながら、誰も歩いたことのない道を進んでいる。

 オープン戦序盤は苦しんだが、直球を力強くはじき返す原点に戻り復調。オープン戦9打点は、オースティン(6打点)を抜いてチームトップに立った。ラミレス監督も「何日か前まで佐野が4番で大丈夫かという声もあったが、もうその心配は吹き消した」と、改めて信頼を口にした。

 野球人生をかけて臨むプロ4年目。「こうやって打てる日ばかりではない。今の打線だと本当にチャンスで4番に回ってくることが多いので、しっかりと自覚を持ってやりたい」。春の訪れとともに、佐野の開花のときは近づいている。(浜浦日向)