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プロ野球、3・20開幕延期検討…Jリーグ&ラグビーと共闘 無観客開幕も選択肢

プロ野球、3・20開幕延期検討…Jリーグ&ラグビーと共闘 無観客開幕も選択肢

NPBの斉藤コミッショナー(左)とJリーグの村井チェアマン。手を握り合う(撮影・今野顕)

NPBの斉藤コミッショナー(左)とJリーグの村井チェアマン。手を握り合う(撮影・今野顕)【拡大】

 新型コロナウイルスの感染拡大で大会中止や延期、無観客試合が続くスポーツ界が手を組んだ。日本野球機構(NPB)とJリーグが2日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で共同記者会見を開き、感染症の専門家を交えた「対策連絡会議」を3日に設立すると発表した。他の競技団体もオブザーバーとして参加可能。Jリーグは18日の公式戦再開、プロ野球は20日の公式戦開幕を目指しているが、最悪延期の可能性も含め専門家の意見をもとに最善の策を探る。

 連絡会議の設立会見にはNPBの斉藤惇コミッショナー(80)とJリーグの村井満チェアマン(60)が登壇。斉藤コミッショナーは「国難といえる状況を乗り越えるため、ある意味、異例の協力態勢を取ることを決断した」と語った。

 メンバーはNPB12球団の代表者やJリーグ理事ら。専門家チームとして、いずれも感染症学が専門の賀来満夫・東北医科薬科大特任教授(東北大名誉教授)=座長、三鴨廣繁・愛知医科大大学院教授、舘田一博・東邦大医学部教授が加わる。

 専門家チームは(1)新型コロナウイルス感染に関する情報の収集・分析(2)スタジアムの観客対策に対する助言(3)選手、スタッフの感染防止策に関する助言(4)公式戦開催についての助言-などを委嘱され、3月中旬をめどに意見書を取りまとめる。

 Jリーグは2月25日、政府の専門家会議の報告をもとに、3月15日までに開催予定だった公式戦の延期を発表。NPBにも報告し、18日の再開を目指すにあたり、「サッカーだけだと私自身の判断が偏る可能性がある」(村井チェアマン)と連携を働きかけた。NPBも2月26日の12球団代表者会議でオープン戦の無観客試合を決めた際、開幕について意見を聞く専門家の人選を進めていたこともあり、呼応した。

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  • 前日1日、無観客でオープン戦が行われた東京ドーム。歓声が戻る日が待ち遠しい