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プロ野球OP戦、残り全72試合は無観客 80年以上の歴史で初

プロ野球OP戦、残り全72試合は無観客 80年以上の歴史で初

代表者会議を終え、取材に応じる斉藤コミッショナー。無観客でのオープン戦実施という苦渋の決断を下した(撮影・蔵賢斗)

代表者会議を終え、取材に応じる斉藤コミッショナー。無観客でのオープン戦実施という苦渋の決断を下した(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 プロ野球12球団は26日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都内で斉藤惇コミッショナー(80)も出席して緊急の代表者会議を開催。29日から3月15日まで組まれたオープン戦の残り全72試合(1試合は中止)を無観客で実施することを決めた。オープン戦、公式戦を通じて無観客試合実施は史上初。3月20日にセ、パ両リーグで開幕する公式戦については今後の状況を見極めて判断するが、無事に開催できるか予断を許さない状況だ。

 無観客試合実施は80年以上にわたるプロ野球の歴史でオープン戦、公式戦を通じて初めて。約2時間の会議を終え、記者会見した斉藤コミッショナーは、異例の決定に至った理由を説明した。

 「(無観客での実施は)12球団で一致した。球団経営にかかわる大変な問題だが、感染がこれ以上拡大すると、まさに国難になる。苦渋の決断をした」

 29日から3月15日まで72試合が組まれているオープン戦全試合が対象となる。東日本大震災が発生した2011年などに練習試合が無観客で行われた例はあるが、今回は今月16日にスタートして公式記録が発生しているため、無観客でもオープン戦として行う。

 3月12日まで予定されている2軍の春季教育リーグも無観客で実施。今後は12球団で対策委員会を設置し、感染症の専門医の意見も踏まえながら対応を協議する。

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  • 12球団緊急代表者会議を終え、取材に応じるNPB・斉藤コミッショナー=東京都港区(撮影・蔵賢斗)
  • 12球団緊急代表者会議にのぞむヤクルトの衣笠剛オーナー(中央右)ら球団関係者=東京都港区