2020.2.22 08:00

【若松勉 キャンプCHECK】広角に打てるヤクルト・エスコバーは面白い、パンチ力ある2年目・中山にも期待

【若松勉 キャンプCHECK】

広角に打てるヤクルト・エスコバーは面白い、パンチ力ある2年目・中山にも期待

 ヤクルト春季キャンプ(21日、沖縄・浦添)ヤクルトの沖縄・浦添キャンプは、実質的に終了。そこで、オープン戦以降のチェックポイントを整理しておきたい。

 打線は、この日の特打を見る限り、バレンティンの穴を埋めるべき山田哲と青木の両輪に、どこか覇気がなかった。疲労から背中が張っているのだろう。オープン戦で無理をすると、肉離れにつながる。22日から出場予定だけに、けがだけは避けてもらいたい。

 新外国人のエスコバーはキャンプ当初、5、6球打っただけでベンチへ戻ることもあった。米国はキャンプインが遅いからだろう。それが今や、面白い存在だ。中距離打者ながら、内角球にパンチ力があり、外角球には泳がされてもついていく。広角に打てるタイプで、神宮では結構、本塁打が出るかもしれない。

 あとは、左打者と右打者のバランス。山田哲とエスコバーに並べるような右打者がほしい。期待するのは2年目の中山。パンチ力はあるので、いかにボール球に手を出さないか、だ。

 投手陣は、なんといっても先発組。石川と小川の両輪に続く外国人らが、どこまで使えるか。

 忘れてはいけないのが東京五輪開催に伴う変則日程だ。開幕は例年より約1週間早い3月20日。そこへ向けた調整はみな未経験。五輪期間中の公式戦中断まで、いかに頑張れるか。そして五輪期間中、どう再調整するか。隠れたポイントになる。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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