2020.2.17 08:00

【小早川毅彦の打診球診】本来の力発揮したDeNA・オースティン&巨人・パーラ

【小早川毅彦の打診球診】

本来の力発揮したDeNA・オースティン&巨人・パーラ

オースティンが2打席連発。三回には内角球をさばき、左翼席に突き刺した(撮影・中井誠)

オースティンが2打席連発。三回には内角球をさばき、左翼席に突き刺した(撮影・中井誠)【拡大】

 (オープン戦、巨人1-4DeNA、16日、沖縄セルラー)両チームともに、新外国人選手が初戦で結果を残した。DeNA・オースティンは2打席連続本塁打を含む3安打。第1打席に外角の直球を中堅右へ運んだように、右方向へ打つのがうまい。前日にDeNAの練習を見に行ったときも、しっかりとバットを振っていたので、このくらい打っても驚きはない。

 彼の武器は、なんといってもパワー。余分な動きがなく、コンパクトなスイングで打球を遠くへ飛ばすことができる。幅跳びに例えると、助走なしに遠くへ飛べるようなもの。日本の変化球攻めに苦労することもないだろう。

 巨人のパーラは、初打席で三塁線を破る二塁打を放った。試合前、元木ヘッドコーチは野球に対する取り組み方、チーム最優先の姿勢を絶賛していた。オースティンにしてもパーラにしても「メジャー経験がある選手」ではなく、「昨季までメジャーでプレーしていた選手」。本来の力を発揮したといっていい。

 新戦力ではないが、巨人・中島も気になる一人だった。話をすると、プロ20年目の今季にかける気持ちが伝わってきた。本塁打でチーム唯一の得点をたたき出し、彼もいいスタートが切れたと思う。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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