2020.2.16 05:04

正妻の座譲らん!巨人・小林、対外試合チーム1号 課題の打力で猛アピール

正妻の座譲らん!巨人・小林、対外試合チーム1号 課題の打力で猛アピール

正捕手は俺だ!! 小林は四回にソロを放ち、満面の笑みでタッチを交わした(撮影・福島範和)

正捕手は俺だ!! 小林は四回にソロを放ち、満面の笑みでタッチを交わした(撮影・福島範和)【拡大】

 春季キャンプ練習試合(15日、巨人5-2韓国・サムスン、沖縄・那覇)巨人は15日、今季初の対外試合となる韓国・サムスン戦(沖縄セルラー)に5-2で白星発進。「8番・捕手」で先発出場した小林誠司捕手(30)が四回、チーム1号となる左越えソロを放った。課題の打力で成長を示し、正捕手奪取へ猛アピールした。プロ野球のオープン戦は16日に行われる巨人-DeNA(沖縄セルラー)の1試合で開幕する。

 晴れ渡った那覇の空に白球が舞い上がった。小林は体勢を崩されながらも、力強い打球を左翼席の芝生に運んだ。今季初の対外試合で1号ソロ。ベンチに戻ると、ガッツポーズを決めた。

 「練習でやっている形を、いかに試合で出せるかを考えて。明日からも結果が求められる。また頑張りたいです」

 四回先頭の第2打席。カウント2-2から内角低めに沈むチェンジアップを、下半身で粘って捉えた。「量を振ったからいいとは思わないですが、振らないと何も進歩がない」と1次キャンプ地の宮崎でバットを振り込んだ成果が出た。

 シーズンオフに食事管理やウエートトレーニングを行い、体重は昨季より3キロアップ。入団時は74キロだったが、7年間で87キロにまで増量し、見違えるほどにたくましくなった。昨季は打率・244、2本塁打、19打点だったが、地道に鍛え上げた肉体で課題の打撃にも力強さが増した。

 小林に対し、チームを引っ張る活躍を期待する原監督は「(2月中旬の)第3クールくらいから、打撃練習を非常に集中してやっていた。打つべくして打ったと僕は見ている」と大きな目を見張った。

 この日は第1打席から四球、本塁打、振り逃げの2打数1安打1打点。「試合では練習の形を出せるようにやるだけ。何とか結果を出したい」。経験豊かな炭谷、強打が売りの大城らとの正捕手争いを勝ち抜くため、強肩捕手がバットでも存在感を発揮する。(箭内桃子)

キャンプ日程へ

  • 笑顔で戦況を見つめる原辰徳監督ら巨人首脳陣=沖縄県那覇市の奥武山公園(撮影・福島範和)
  • 4回ソロ本塁打を放つ巨人・小林=沖縄県那覇市の奥武山公園(撮影・福島範和)