2020.2.11 15:24

森祇晶氏「一戦一戦が最高のシリーズ」 野村克也さんを追悼

森祇晶氏「一戦一戦が最高のシリーズ」 野村克也さんを追悼

死去した野村克也さん

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 プロ野球南海(現ソフトバンク)で戦後初の三冠王を獲得して捕手兼任監督を務め、ヤクルト、阪神、楽天でも指揮を執り3度の日本一に輝いた野村克也(のむら・かつや)さんが11日午前3時半、虚血性心不全のため死去した。84歳。京都府出身。

 京都・峰山高から1954年にテスト生で南海入団。3年目に定位置を獲得すると強打の捕手として活躍し、65年に戦後初の三冠王に輝いた。70年から兼任監督を務め、73年にリーグ優勝した。「生涯一捕手」を貫いてロッテ、西武と渡り歩き80年に45歳で引退した。

元巨人選手で西武、横浜(現DeNA)で監督を務めた森祇晶氏の話「突然の訃報に接し、大変驚いています。最後にお会いしたのは2年前の巨人と南海のOB戦。2月に宮崎で試合があり、翌朝、2時間くらいお話ができました。お互い高齢なので、健康について花が咲き、『よくハワイから来てくれたな』と言っていただいたのが、最後の言葉になりました。監督同士でも西武、ヤクルトの1992、93年の日本シリーズは今でも忘れられない戦いです。お互いに手の内を知り尽くした相手でしたが、采配や用兵など一戦一戦が最高のシリーズだったと思っています。まだ心の整理がつきませんが、謹んでお悔やみ申し上げます」