2020.2.2 13:00

【球界ここだけの話(1871)】広島・エルドレッド氏もキャンプ参加 スカウト生活がスタート!

【球界ここだけの話(1871)】

広島・エルドレッド氏もキャンプ参加 スカウト生活がスタート!

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サンスポ記者の球界ここだけの話
エルドレッド氏

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 自慢の長髪をバッサリと切り、まるでビジネスマンのような雰囲気で宮崎・日南のグラウンドに立っていた。昨年9月に現役引退し、第2の野球人生をスタートさせた広島・ブラッド・エルドレッド駐米スカウト(39)が野望を語った。

 「僕のような選手というより、チームのニーズに合った選手を見つけたい。日本でプレーする上で性格も大事な要素だが、それよりも才能のある選手が日本の野球に対応できるように手助けをしたいね」

 2012年6月に広島に加入し、外国人史上最長となる7年間、在籍。14年には本塁打王のタイトルに輝くなど歴代2位の133発と打ちまくった。ユニホームを泥だらけにする“ハッスルプレー”や“ママチャリ通勤”など、記録にも記憶にも残る助っ人だった。

 広島退団後は1年間の浪人を経て、昨年9月に現役を引退した。球団3人目となる駐米スカウトに就任し、愛妻と4人の娘が暮らす米フロリダ州を拠点に忙しく全米を飛び回っている。

 スカウトとしての“初仕事”は、新助っ人、DJ・ジョンソン投手(30)=前ロッキーズ=のサポート役。「日本に来る前にアドバイスをした」。キャンプ初日には駐米スカウトのシュールストロム、マクレーン両氏とメイングラウンドだけでなく、ブルペンにも積極的に足を運び、精力的に動いた。

 「同僚をしっかり見ておくことで、米国で選手を見るときにとても参考になる。スカウトとしていい選手が連れてくることができればいいね」

 引退後は「一度もバットを振っていない。現役時代はずっとバットを振っていたけどね」。それでも報道陣に「フリー打撃では今でも一番飛距離を出す自信があるのでは?」と聞かれると、「間違いないですね」とニヤリと笑った。

 現役時代は長打力に加え、勝負強い打撃で球団初のセ・リーグ3連覇に貢献した赤ヘルの歴史に残る助っ人。今度は縁の下の力持ちになって、チームを支える。(柏村翔)