2020.1.23 13:00

【球界ここだけの話(1864)】ヤクルトの新助っ人・クックってどんな人? 性格や家族などに迫る

【球界ここだけの話(1864)】

ヤクルトの新助っ人・クックってどんな人? 性格や家族などに迫る

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
ヤクルト入りが決まり来日したマット・クック投手(撮影・斎藤浩一)

ヤクルト入りが決まり来日したマット・クック投手(撮影・斎藤浩一)【拡大】

 毎年、この時期になると少しワクワクとした気分で空港に向かう。各球団に新加入する外国人選手が、来日するのだ。

 今年、ヤクルトの新助っ人で一番乗りしたのがマット・クック投手(29)=前ダイヤモンドバックス3A。20日に成田空港に到着すると「フライトの終盤のほうは少し疲れを感じたけど、来日してワクワク感があふれているよ」と笑みを浮かべた。

 では、クックはどんな人なのか? 空港での取材で得た情報や、関係者への取材で分かった人物像を少し紹介する。

 〔1〕「性格」 まず感じたのは、「真面目だなあ」ということ。それは取材対応からだった。背筋を伸ばし、担当の通訳の顔も見ながらだが、質問した記者の目をしっかりと見て、はにかみながら質問に答えてくれた。

 真面目さは言動、行動にも表れた。日本へのイメージを聞くと、「知り合いの選手から日本の野球について聞いていて、自分は初めてだけど、いろいろ勉強させてもらいたい」と言葉に謙虚さがにじみでていた。また、一般的に春季キャンプ直前の25日あたりに来日する助っ人が多い中、やや早めに日本を訪れたことに対しては「1年目だから、早めに来て下見をして、日本がどんな感じなのかというのを自分の目で見たかった」と回答。まるで、日本人のような思考だが、これだけではない。

 球団関係者が重い荷物を持っていたら、「おれがそっちを持つよ」と持つのを代わってくれたのだという。その球団関係者も「すごい素直で謙虚。日本人っぽいところがあって、そこまで気にするんだと思ったぐらい」と明かした。

 〔2〕「家族」 クックは2015年、高校時代からの知り合いだった1歳上のアリソンさんと結婚。1歳の息子、ジャクソンくんと3人家族だ。夫人について聞くと「悪いことは言えないね。奥さんだから」と答えた。

 頭の中で「まさかの恐妻家?」とよからぬことを考えてしまったが、そうではなさそう。球団関係者が「奥さんはとても優しそうな方。クック自身は『寂しいのは当たり前だけど、仕事だからしようがないよ』と言っていたし、家族思いですよ」と明かしてくれた。

 愛妻の手料理についても「好きな料理はすごく多い。一つに選ぶことはできないよ」とおのろけ気味。日本で巡りたい観光名所を尋ねると「奥さんが行きたいところをリストアップしているよ」と日本での“家族旅行”も計画中だ。

 〔3〕「日本文化」 異国の地で生活する上で、文化や食への対応は重要なことだ。では、クックはどうか。名所巡りを計画しているところからみると、日本文化に適応しようとする姿勢が伝わってくる。

 日本文化を代表するのが「日本食」。すしにそばなどなじめない外国人も多いと思うが、クックは「海鮮とかおすしとかは好きだから、すごく楽しみにしているよ」とむしろ大歓迎のようだ。

 つまり、クックは真面目で優しく、好奇心も強い助っ人と言ったところか。あとは“本業”の野球で結果を残すこと。球春到来が待ち遠しい。(赤尾裕希)

  • 来日し球団クッズを手にポーズをとるヤクルトの新外国人マット・クック投手(撮影・斎藤浩一)
  • ヤクルトの新外国人マット・クック投手