2020.1.22 05:00

DeNA・東、『虎キラー』襲名「まずは近本さん」

DeNA・東、『虎キラー』襲名「まずは近本さん」

「虎キラー」襲名を誓ったDeNA・東(1月20日撮影)

「虎キラー」襲名を誓ったDeNA・東(1月20日撮影)【拡大】

 DeNA・東克樹投手(24)が21日、『虎キラー』襲名を誓った。「チームとして大幅な負け越しをしているので、そこに勝てば優勝への道が開ける。タイガースに勝てる投手が今季は必要になってくると思う」と固い決意を明かした。

 DeNAは昨季、阪神に4月23日から5月24日まで7連敗を喫するなど8勝16敗1分けと大きく負け越した。2位で進出したクライマックス・シリーズでもファーストステージでも3位の阪神に苦杯をなめ敗退。“虎アレルギー”に最後まで苦しめられた。

 自身は入団した2018年から巨人戦に通算9試合で7勝1敗の成績を誇る『巨人キラー』として知られる。幼少期から巨人ファンという思いが逆に好結果を生んだ形だが、もう一つ気になるのが大学時代を過ごした関西の盟主・阪神だ。

 ドラフトで指名される直前の立命大4年時の秋、テレビで見た阪神とDeNAのCSでの『雨中の激戦』が心に残っている。「ああいう粘りの姿勢が大事。気持ちの面で勝っていくしかない。投手は特に強気に打てるものなら打ってみろというくらいの気持ちでいかないと」と東は“虎狩り”への思いを口にする。

 ライバル意識を高める存在が、関西学生野球で何度も対戦した近本(関西学院大出身)だ。「糸井さんや福留さんの前に走者を出さないことが大事。まずは近本さんですね」

 大学時代はリーグ戦で本塁打を浴びた。左ひじ違和感に悩まされた昨季は阪神戦の登板がなかったためプロ入り後は未対戦。「(近本は)僕に対していいイメージを持っていると思う。対戦したら1球目でどれだけイメージを変えられるかが大事…」と牙を研ぐ。

 東は1月に入りブルペン投球を重ね、開幕先発ローテ入りを目指し慎重に歩を進める。得意の巨人に加え阪神もカモにし、その左腕で伝統球団から白星をごっそり絡めとるつもりだ。(佐藤春佳)