2020.1.20 05:02

ヤクルトD1・奥川、初対面ライアンから金言「マイペースにやって」

ヤクルトD1・奥川、初対面ライアンから金言「マイペースにやって」

特集:
2020新人情報
小川(右)と握手を交わす奥川。肩甲骨周りの可動域を広げる矯正バンド「リアライン・コア」を着用して練習に臨んだ (撮影・長尾みなみ)

小川(右)と握手を交わす奥川。肩甲骨周りの可動域を広げる矯正バンド「リアライン・コア」を着用して練習に臨んだ (撮影・長尾みなみ)【拡大】

 ヤクルトのドラフト1位ルーキー、奥川恭伸投手(18)=星稜高=が19日、新人合同自主トレーニングが行われた埼玉・戸田球場で小川泰弘投手(29)と初対面。通算65勝の先輩から「たくさん勉強したい」と目を輝かせた。一方で入団1年目の2013年に16勝を挙げて新人王と最多勝に輝いた小川は、奥川にマイペース調整のススメを説いた。

 戸田が“再会の地”となった。燕の最速154キロ右腕・奥川が、小川と初対面。「緊張しました」と言いつつ、にこやかな表情で握手を交わした。

 「機会があれば、いろいろ聞きたいと思う。聞いて、たくさん勉強して頑張っていきたい」

 まだ無名の時代に、プロの世界で躍動する小川の姿に憧れた。2015年9月2日。巨人-ヤクルトが地元・石川県立野球場で行われ、当時中学2年生だった奥川は球場で観戦。球界の盟主を相手に投げ勝ち、この試合で10勝目を飾った右腕の雄姿に「すごいなと思ったのを覚えている」と振り返った。

 緊張の面持ちだった奥川に、小川は金言を授けた。

 「初めてのことばかりだと思う。優しい先輩も多いし、アドバイスをもらいながらマイペースにやってくれたらいい」

 小川は入団1年目の13年に16勝を挙げて新人王と最多勝を獲得した。勝ち星を重ねるごとに周囲の注目度が増した経験を踏まえての助言。奥川の練習する姿を見て「足が速い。走り方を教えてほしい」と話しつつ、「球団の宝だと思いますし、順調に伸びてほしい。みんなでバックアップじゃないですか」とサポートも約束した。

 右肘に軽度の炎症が見られるためノースロー調整が続いている奥川は小川の言葉を伝え聞き「心の持ち方とか、プロ野球がどういう世界かも分かっていないので、聞ければ自分の力になると思います」と目を輝かせた。通算65勝の右腕に学び、エース道を歩む。 (赤尾裕希)

ドラフト指名選手へ育成ドラフト指名へ新人情報へ

  • ベースランニングに臨む奥川恭伸=埼玉県戸田市(撮影・長尾みなみ)
  • ノックを受けるヤクルト・奥川=埼玉県戸田市(撮影・長尾みなみ)
  • ヤクルト・小川(右)と握手を交わす奥川=埼玉県戸田市(撮影・長尾みなみ)