2020.1.20 05:00

ヤクルト・斎藤コーチ、D1・奥川の状態の判断は慎重に

ヤクルト・斎藤コーチ、D1・奥川の状態の判断は慎重に

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2020新人情報
ノックを受けるヤクルト・奥川=埼玉県戸田市(撮影・長尾みなみ)

ノックを受けるヤクルト・奥川=埼玉県戸田市(撮影・長尾みなみ)【拡大】

 ヤクルト・斎藤隆投手コーチ(49)が19日、横浜市西公会堂で行われた第3回神奈川学童野球指導者セミナー「少年期のスポーツ障害を予防する」に特別講演として登壇。終了後には右肘の炎症でノースロー調整を続けているドラフト1位・奥川恭伸投手(18)について「炎症が治った後どうするのかが重要」と完治後も慎重に状態を上げていくことを明かした。

 少年野球の指導者や保護者約500人が集まったセミナーで、日米の球団、指導の違いを40分間にわたって熱弁した斎藤投手コーチ。講演後、右肘の炎症でノースロー調整をしている奥川についても熱を持って話した。

 「(ノースロー調整は)球団の方針として判断をしたと思う。炎症が治った後、どうするかが重要。そこが難しい」

 球界の金の卵を預かる斎藤コーチは、炎症が収まった先まで見据えていた。現在の奥川は体幹や可動域を広げるトレーニングを中心にこなしているが「(完治後は)やはり、どこかでペースを上げないといけない。今すぐにプロでも通用するかもしれない。優れた投手だからこそ、何年もプロでやれるようにというのが大事になる」と、シーズンを戦い抜く体作りの重要性を強調した。

 この日は奥川の右肘を診断した横浜南共済病院スポーツ整形外科部長・山崎哲也氏も子供の野球肘について講演。斎藤コーチは2度、同氏の手術を受けるなど面識があり「立ち話程度はしました。確認という感じです」と奥川の右肘の状態確認や意見交換も行った。

 講演では「選手と向き合うのではなく、同じ方向へ向かっていきたい」と選手に合った指導の重要性も語った。ペースは遅くとも、同じ歩幅で奥川にも指導していく。(横山尚杜)