2020.1.18 08:00

【上田二朗 サブマリン斬り】阪神・藤浪はフォームばらつき少なくなった

【上田二朗 サブマリン斬り】

阪神・藤浪はフォームばらつき少なくなった

特集:
上田二朗 サブマリン斬り
藤浪晋太郎
3日連続でブルペン入りした藤浪。今季への意気込みが体を突き動かす(撮影・甘利慈)

3日連続でブルペン入りした藤浪。今季への意気込みが体を突き動かす(撮影・甘利慈)【拡大】

 捕手の後ろで投球練習をみた。この寒い時期に、あれだけ強い球を投げられるのは藤浪ならでは。回転のいい球がきていたし、昨年に比べて1球1球のフォームのばらつきが少なくなったという印象を受けた。このままなら、リリースポイントも安定してくるのではないだろうか。

 ただ、まだ全力ではない。100%の力を入れたり、打者が立ったときにどうなるかが重要だが、この日のように8割くらいの力でリリースや下半身の感覚をつかんでいくことは、ベストに近づけていく過程として、一番いい方法だ。

 1球1球、秋から続けてきたことを考えながら投げていることも、はっきり伝わった。例えば、フォークは体が横振りになると落ちないということもチェックしていた。やらなければいけないことを分かって練習している。頭で描くイメージや理屈よりも、投げて体で覚えることが何よりも大切だが、幸いにも藤浪晋太郎は投げることが好きな投手。毎日でも投げればいいし、やっていることは正しいと思う。(サンケイスポーツ専属評論家)