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近大の“糸井2世”佐藤は「最上位候補」、阪神スカウトが20年初視察で断言

近大の“糸井2世”佐藤は「最上位候補」、阪神スカウトが20年初視察で断言

特集:
糸井嘉男
マシン打撃を行う佐藤。今秋のドラフト1位候補だ(撮影・宮本圭一郎)

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 虎の恋人や!! 今秋のドラフト1位候補の近大・佐藤輝明内野手(3年)が14日、奈良・生駒市内の同大室内練習場で練習を行い、上位候補でリストアップしている阪神の畑山俊二統括スカウト(55)と渡辺亮スカウト(37)が年明け初視察した。三拍子そろい、外野も守れる大砲候補。福留、糸井の後継者になりうる“恋人”を高く評価し、熱視線を送った。

 室内練習場に力強い打球音が響く。まずマシンを相手に100スイング以上。その後ティー打撃、自主練習を含めて約3時間。いつものように振り込む佐藤に、虎のスカウト2人は目を細めた。

 「将来の軸になりうる打者はそうはいない。最上位候補ですね」

 今年初視察に訪れた近大の先輩でもある畑山統括は断言した。187センチ、92キロと恵まれた体を誇る左の大砲。関西学生リーグ11発で、巨人などで活躍した先輩・二岡が持つ13発の記録を射程圏にとらえている。畑山統括も「昔と違って今の広い球場での柵越えはすごいこと」と認める圧倒的な飛距離。さらに50メートル6秒0の俊足に強肩。三拍子そろったうえに複数こなせる守備も魅力だ。

 「打つだけの選手じゃない。サードのハンドリングは見栄えがするしダイナミック。さらにファーストも外野も可能な選手ですからね」

 佐藤は大学1年のときに外野でプレー。2年からは三塁を守っている。阪神の外野は今季、福留が43歳、糸井が39歳と高齢化が目立つ。「福留、糸井の年齢を考えると…彼(佐藤)は主軸候補としてどのピースにもはまりますから」と畑山統括。2020年初視察から称賛のオンパレードだ。

 「『糸井2世』と言われてますが、彼(糸井)は近大では投手でしたから。母校からこれだけの大砲候補が出るのは、林(威助=2003年阪神D7位)以来ではないか」

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  • 佐藤を視察した畑山統括スカウト(左)と渡辺スカウト
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