2019.12.15 05:00

【記者の目】筒香、強い挑戦心と自信で2年契約選択

【記者の目】

筒香、強い挑戦心と自信で2年契約選択

特集:
筒香嘉智

 【ロサンゼルス13日(日本時間14日)】ポスティングシステムでの米大リーグ挑戦を目指し、レイズと2年契約で合意したDeNA・筒香嘉智外野手(28)が、ロサンゼルス近郊で自主トレーニングを行った。

 日本の長距離砲がメジャーに挑むのは、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏以来。2年契約で合意した筒香は、限られた時間で実力を証明しなければならないが“短期決戦”を選んだのは本人と代理人に強い挑戦心、自信があるからこそだ。

 実力を示し、長くメジャーでプレーする最初のステップとしてレイズは格好の環境にある。理由として以下の2つが挙げられる。

 (1)打者有利の球場 ヤンキース、レッドソックスと強豪ひしめく最激戦区のア・リーグ東地区だが、ヤンキースタジアムなど比較的狭く、本塁打が出やすい打者有利の球場が多い。守備や走塁ではなく打撃が武器の選手には後押しとなる。

 (2)好投手の存在 ヤンキースのコール、セベリーノ、田中将大、レッドソックスのセールら好投手が多く、裏を返せば自己評価アップには最高の相手。速球派に力負けしないパワー、技巧派への対応力を見せれば、レイズを含めた球団との大型契約へ道が開ける。

 代理人のウルフ氏は「彼は日本の打者がメジャーで活躍できると証明したいと思っている」と思いを代弁する。今季レイズの総得点は30球団中15位タイ。特に本塁打は同21位と長打力で見劣りし、活躍の素地は十分にある。 (大リーグ担当・山田結軌)