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イチロー氏、学生野球資格回復制度研修を受講 母校・愛工大名電からラブコール!倉野監督「最初に教えてほしい」

イチロー氏、学生野球資格回復制度研修を受講 母校・愛工大名電からラブコール!倉野監督「最初に教えてほしい」

スーツ姿で講義に聞き入るイチロー氏。アマチュア野球の指導者となるための一歩目を踏み出した(撮影・土谷創造)

スーツ姿で講義に聞き入るイチロー氏。アマチュア野球の指導者となるための一歩目を踏み出した(撮影・土谷創造)【拡大】

 元プロ野球関係者が学生を指導する際に必要な学生野球資格回復のためのプロ側の研修会が13日、東京都内で開かれ、オリックスや米大リーグで活躍し、今年3月に現役を引退したイチロー氏(46)=本名・鈴木一朗=ら127人が受講した。14、15日(アマ側)を含む3日間の研修を修了し、日本学生野球協会の審査に通れば資格を回復する。イチロー氏の母校・愛工大名電高では倉野光生監督が「最初に母校で教えてほしい」と早くもラブコールを送った。

 紺色のスーツ姿で、イチロー氏は熱心に講義に耳を傾けた。プロ野球経験者が学生野球指導者になる資格を得るための研修会を受講。まなざしは真剣だった。

 内容は(1)学生野球とプロ野球の関係(2)新人獲得ルール(3)高校生のからだの特性とけが予防(4)指導者の役割。計3時間20分間に及んだ。出席者によると、休憩時間には愛工大名電高の後輩からあいさつを受けたという。

 学生野球を指導するにはプロ球団の退団と資格回復の手続きが必要。昨年まで受講対象は退団者のみだったが、今年から在籍中の監督や選手、職員ら“現役組”も受講が可能になった。

 イチロー氏は今年3月に引退し、マリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターとして球団に在籍。今回の申し込みに、日本高野連の田名部和裕理事は「高校生にアドバイスしてもらえるときがきたと思った」と大歓迎した。

 レジェンドには特例が与えられた。15日まで3日間の研修を終え、来年2月の日本学生野球協会の審査に通れば、高校と大学での指導が可能になる。“現役組”は退団後だが、野球界への功績の大きさや、アマ選手の獲得に携わる立場ではないことを踏まえ、学生の指導はマ軍での業務がない期間に限定することを条件に、特例的に資格回復の対象となった。

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