大谷は来季、投打のリアル二刀流が期待される。マウンドで好投し、バットでも快音を響かせる(共同)
ギャラリーページで見る 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)9日(日本時間10日)】米大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティング(WM)が開幕。エンゼルスのジョー・マドン新監督(65)は監督会見で、大谷翔平投手(25)の起用法を明かした。来季、先発投手として登板した試合で打者でも出場させる方針。ア・リーグが採用しているDH制を解除し、大谷にとってメジャー初のリアル二刀流を実現させる。
白髪で黒縁眼鏡をかけた名将の脳裏には、既に来季のイメージがある。エンゼルスのマドン新監督が大谷の起用法について構想を披露。来季は、先発投手で登板した試合でも打者で出場させるプランを明らかにした。
「やらない理由はないだろう。年に50打席は増やすことができる。ファンもそれを期待しているのではないか」
大谷は昨年10月に右肘靱帯(じんたい)の再建手術を受けた影響で、今季は打者に専念。メジャー1年目の昨季は右肘を痛めるまで投打に活躍した。登板した試合で打席に立つことはなく、中6日の先発前後は休養日。残り4日間にDHで出場するのが基本的なスケジュールだった。
2020年は、昨秋の右肘、今年9月の左膝蓋(しつがい)骨と2度の手術を経て二刀流復活に挑む。登板した試合でのDH解除は2018年に22本塁打、今季も18発をマークした大谷の打撃力を生かすためだ。
「(手術を受けた)肘の回復時間を考慮しながら、打席にどう立たせるかを考えなければいけない」
今季は425打席。50打席、増えれば、475打席に立てる。今季のチームはア・リーグ西地区で72勝90敗の4位。大谷の故障再発に注意しながら能力を最大限に発揮させ、上位を狙う。