2019.12.11 13:03

【西武・松坂の入団会見一問一答】日米通算200勝に「諦めることはしたくない」

【西武・松坂の入団会見一問一答】

日米通算200勝に「諦めることはしたくない」

西武ライオンズ入団会見で渡辺久信GM(左)と笑顔を見せる松坂大輔投手=東京・芝公園(撮影・斎藤浩一)

西武ライオンズ入団会見で渡辺久信GM(左)と笑顔を見せる松坂大輔投手=東京・芝公園(撮影・斎藤浩一)【拡大】

 このオフに中日を退団した松坂大輔投手11日、東京都内で入団会見を行った。主な一問一答は以下の通り。

 --14年ぶりの古巣復帰

 「とにかく早くライオンズのユニホームを、早く、着たいな、と思っています」

 --決め手は

 「すぐに声をかけていただいたのがライオンズ。何も迷いはなかったです」

 --今の西武について

 「自分がいたころは投手力を中心として守り、機動力のチームのイメージだったけど。チームを離れてからは強力打線のイメージですかね、はい」

 --どんな活躍を

 「あまり大きなことはいえないですけど、リーグ3連覇、そして惜しいところで届いていない日本一のために、少しでも力になりたいと思っています」

 --松坂選手自身が14年前と変わったところは

 「たくさんありますね。球は遅くなりましたし、やりたくないと思っていた、ボールを動かすピッチングをしていますし。いろんなところがありますけど、そうしていくことが今の自分の生きていく道と思ってやっています。昔のイメージを持っている方もいらっしゃると思いますけど、今の自分ができる形というものを100%だして、チームに貢献したいと思います」

 --松坂選手にとって西武ライオンズは

 「そうですね…アメリカから帰ってきて、ホークス、ドラゴンズと他のチームを経験しましたけど、やっぱりライオンズに戻ってこれるというのは何と言うんですかね、家に帰ってきた感覚。ライオンズに決まったときは本当にうれしかったです」

 --西武時代の印象に残っている試合

 「初登板の試合とアメリカに行く前の最後のときですかね。やはりライオンズの最初と最後の試合ということで残っています」

 --2度目の西武入団会見。1度目を思い出したか

 「ここに来るまではなかったです。さっき契約をすませて昔の話をして過ごしたときに思い出したことはありました。正直、僕は記者会見を開くのは申し訳ないと思ってここに来ました」

 --日米通算200勝まで30勝。決して難しくない数字ですが

 「えー、そうですね…難しくない数字だとは思いますけど、ここ数年のことを考えるとやはり、近くはないのかなと思いますけど。以前はそれほど200という数字に対して考えることなかったけど、僕自身、終わりというものが近づいてきているなかで、同時に達成したい気持ちが強くなってきているのは確かです。周りは無理だという人多いと思うけど、自分自身、諦めることはしたくない。最初からそういう気持ちでやれば届くこともないかなと思う。最後まで諦めずに200という数字を目指したいと今は思います」

 --ボールを動かす投球はしたくなかった、と。もう少し聞かせてください

 「自分のこだわりというのか、きれいな回転の速いまっすぐを投げ続けていたいと。アメリカ行ったときも思っていた。故障も経験して、それができなくなってくるなかでストレートに対する考え方も僕のなかで変わってきたということですね」

 --球を動かす今の松坂投手は技巧派ですか

 「技巧派、速球派、変化球ピッチャーとかありますが、僕は自分で速球派と思ったことはないですし、昔から変化球が得意だったので、どちらかというと、昔はですよ、速いボールを投げられる変化球投手だと思っていました。今は動かす球をメインにどう打ち取っていくか考えたいと思います」

 --同世代の阪神・藤川投手について

 「今の僕と違って彼はものすごく元気な球を投げていると思う。いまだに分かっていても打たれないストレートを投げている。その姿をみてものすごくパワーをもらっているし、尊敬しています」

 --今、一番自身のある球種は

 「うーん、なんでしょう…今の僕はカットボールですかね(笑)」

 --所沢の思い出

 「プロ1年目の合同自主トレのときに、花粉症がひどくて、その話をしたときに第2球場の周りのスギの木を切ってもらったので、すごくありがたかったのが強く印象に残っています」

 --残りのプロ野球選手生活で一番の目標は

 「終わりは見えているけど、かといって2年先、3年先を見られるわけではない。これからの一年一年の過ごし方が濃いものになっていくと思う。日々、投げられるようになるにはどうしたらいいか考えていますし、今の状態でどうしたら勝てるか考えている。毎日、考えて過ごしていくなかでプレーする期間が伸びていったらいいですね」

 --コンディションについて

 「このオフは特に長く休むことはなく、体だけは常に動かしています。投げるほうもそんなに距離はとっていないけど、去年の今の時期に比べると今年の方が投げています」

 --キャンプでは初日からブルペン入るか

 「1軍の開幕も早いし、それも頭に入れながら僕も肩を作っていくと思う。なるべく早く入れたらいいかな」

 --今年と比べて、どれくらい投げられそうだという手応えは

 「今年は何もやっていないので手応えもないんです。まあ、期待されていない人の方が多いと思うけど、それを少しでも覆したいと思ってやっていきたいと思います」

 --野球人生の最後は西武という思いは

 「このタイミングでライオンズのユニホームを着られることになって、それからしたら、やはり、現役時代の最後はここなんだな、と今では思っています」

 --パ・リーグの若い投手との対戦など、楽しみな点は

 「パ・リーグに来たことで楽しみは増えました。ホークスに和田くんいますし、他球団に同級生いますし。楽しみな若くて才能あふれる選手もたくさん入ってきている。楽しみではありますが、それをしっかり楽しみとして形にできるのは僕次第だと思う。今はしっかりやって1軍のマウンドにいられるようにしないといけないと思います」

 --けがを乗り越えて現役を続けられることへの思いは

 「やっぱり自分は野球が好きなんだなと思いますし、その気持ちだけではプロの世界でやれるわけではないので、この野球が好きだという気持ちを表現するための場を与えてくれたライオンズに本当に感謝しています。それでも今持っている気持ちを辞めるときまで持ち続けてやっていきたいと思います」

 --今季防御率がリーグワーストだった今の西武投手陣について。自身の役割は

 「今の投手陣の現状は話には聞いていますが、そこまでゲームを見ているわけではないので詳しくは分からないです。今の僕が戦力として考えられているのが西武の現状なんじゃないですかね。それは選手として悔しい気持ちをみんな持っていると思うけど、持っていないとこれから先はないと思います。自分ができることは聞かれれば教えることはできるけど、それがメインだと思っていないし、今の僕には人のことを考える余裕はないし、自分ができることを必死にやりたいと思っています」

 --背番号「16」について

 「それは聞かれると思っていました(笑)。僕のイメージはライオンズの16番は潮崎さん(編成ディレクター)のイメージですかね。先ほど(裏で)話したんですけど、歴代で16番をつけてきた選手はみんな成績を残している、いい番号だと思っているので、それに続けるようにやっていきたいです」

  • 西武ライオンズ入団会見、笑顔で背番号「16」を披露する松坂大輔投手=東京・芝公園(撮影・斎藤浩一)
  • 西武ライオンズ入団会見で渡辺久信GM(左)からユニホームを着せてもらう松坂大輔投手=東京・芝公園(撮影・斎藤浩一)
  • 西武入団会見で笑顔を見せる松坂大輔投手=東京・芝公園(撮影・斎藤浩一)
  • 西武ライオンズ入団会見で抱負を語る松坂大輔投手=東京・芝公園(撮影・斎藤浩一)