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阪神・島本、虎歴代4位の335%UP!入団時300万円の男が9年で猛虎ドリーム

阪神・島本、虎歴代4位の335%UP!入団時300万円の男が9年で猛虎ドリーム

335%アップに笑顔の島本。育成ドラフト入団からここまで来た(撮影・二星昭子)

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 阪神・島本浩也投手(26)が4日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、850万円から2850万円増の3700万円でサインした。アップ率335%は球団史上4番目。今季チームトップの63試合に登板し、2011年の育成ドラフト2位入団から苦節9年で仰天昇給を勝ち取った。岩田稔投手(36)は現状維持の3800万円でサイン。来季に向けて“高地トレ”を導入していることを明かした。

 苦難のときを越え、いくつものピンチを切り抜け、やっと白い歯をこぼせる日だ。誰よりも投げた島本が、ついに大幅昇給をゲットした。テレビカメラと無数のフラッシュを向けられた会見で、率直な思いを語った。

 「今年ダメだったら本当に終わりぐらいの気持ちだったので、よかったです。(年俸は)思ったよりも多かったのでびっくりしました」

 年俸300万円の育成枠から2014年オフに支配下登録。昨季まで通算「42登板」だった苦労人が、一気に自己最多&チーム最多の「63登板」と奮投した。「育成のときがあったから今がある。あのときより苦しいことってない」。4勝0敗11ホールド、防御率1・67で2850万円増。今季の年俸850万円から球団史上4番目となる335%アップを勝ち取った。

 交渉した谷本副社長も「彼がいなかったら大変なことになっていた。育成出身ということで『矢野阪神1年目の象徴』のような選手」と、最大級の評価に至った経緯を明かす。虎の強力ブルペン陣の一角として、6連勝締めでのCS進出にも貢献。矢野監督の起用に応えようと必死だった。

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