2019.12.3 05:05

ヤクルトD1・奥川、神宮に立った きょう新入団発表会、背番号「11」ユニ電撃発売

ヤクルトD1・奥川、神宮に立った きょう新入団発表会、背番号「11」ユニ電撃発売

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奥川(中央)がプロ入り決定後初めて神宮を訪問。同じ高校生の武岡(左)、長岡(右)と並んで記念写真におさまった(撮影・長尾みなみ)

奥川(中央)がプロ入り決定後初めて神宮を訪問。同じ高校生の武岡(左)、長岡(右)と並んで記念写真におさまった(撮影・長尾みなみ)【拡大】

 ヤクルトの新入団選手6人が2日、東京・北青山の球団事務所で正式契約を結び、本拠地の神宮球場を見学した。昨年の明治神宮大会でマウンドに上がり、好投した経験のあるドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=石川・星稜高=は「ここで投げられるように頑張りたい」と、1軍で活躍する青写真を描いた。6人はきょう3日に東京都内で入団会見に臨む。

 強く降っていた雨が、新人6選手が球場を訪れたのと合わせるようにやんだ。学生服姿で神宮球場に足を踏み入れた奥川は、人生初めてとなる“職場”に胸を躍らせた。

 「立派な球場だと思いました。ここで投げられるように頑張りたい」

 力強く口にした。父・隆さん、母・真由美さん、7歳上の兄・圭崇さんと記念撮影をするなど、笑みもこぼれた。午前中に球団事務所で正式契約を済ませてから、神宮球場に移動。見学後は球団オフィシャルグッズショップも訪れた。

 神宮に来たのは、8月下旬に高校日本代表として大学日本代表との壮行試合に臨んで以来。準優勝した夏の甲子園の直後とあって、このときは登板がなかったが、神宮のマウンドでは今からちょうど1年前に快投を見せている。

 2年生だった昨年11月の明治神宮大会。準々決勝の広陵(広島)戦で7回3安打無失点、準決勝の高松商(香川)戦では7回4安打1失点でチームを決勝まで導いた。全3試合、計15回1/3を投げて四球はわずか2つ。26奪三振、自責点0と圧巻の投球を見せ、プロのスカウトをうならせた。

 ついに東京に“上陸”した奥川を迎える球団側の熱も高まっている。きょう3日に東京都内で行われる新入団発表会(参加者はすでに決定済み)の会場では、ネーム&ナンバーTシャツやフェイスタオル、リストバンドなど新入団6選手のグッズが販売される。そんな中、奥川の分だけはレプリカユニホーム(9000円、税込み)も数量限定で先行販売。背番号11のユニホームが、早くもファンの手に届く。

 「なるべくいい状態で合同自主トレに入れるように、これから頑張っていきたい」と語っていた奥川。現在は星稜野球部の練習に週4回ほど参加しており、年末までトレーニングを続ける。1月上旬に入寮し、新人合同自主トレをスタートさせる。高津臣吾新監督(51)も「空いている日は全部行く。出来を見ておきたい」と金の卵を密着マークする予定だ。

 球団として素材、能力ともに松坂大輔(前中日)、田中将大(ヤンキース)クラスと評価する逸材。甲子園から神宮へ-。列島をわかせた右腕が、ヤクルトで新たな伝説を作っていく。(横山尚杜)

  • 左から武岡、大西、吉田大喜、奥川、杉山、長岡。ヤクルトの未来を担う6人が神宮にそろった