2019.11.30 05:03(1/3ページ)

1週間で500球、来春センバツから球数制限導入決定!

1週間で500球、来春センバツから球数制限導入決定!

理事会後に記者会見する日本高野連の八田会長

理事会後に記者会見する日本高野連の八田会長【拡大】

 日本高野連は29日、大阪市内で理事会を開き、来春に開催される第92回選抜大会から「1人の1週間の総投球数を500球以内」とする投球数制限の実施を決めた。日本高野連と都道府県高野連が主催する公式戦が対象となる。3連戦を回避する日程の設定や、投球せずに敬遠四球にすることができる「申告敬遠」の適用も決まった。また、投球数制限実施の決定を受け、指導する監督からは戦力差の拡大への懸念など、さまざまな声が上がった。

 変革への第一歩となるか。日本高野連は、今春に設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」が、4回の会合を通してまとめた答申を理事会で諮り、全会一致で承認。来春の選抜大会を含む春季大会から「1人の1週間の総投球数を500球以内」の投球数制限を実施することを決めた。

 「高校野球が新たな一歩を踏み出す。小学生や中学生に影響するところも大きい。投手の障害予防のためだと理解し、守っていただきたい」

 記者会見で日本高野連・八田英二会長が順守を求めた。日本高野連と都道府県高野連が主催する公式戦が対象で、投球が可能なのは500球となる打者完了まで。3年間は試行期間として罰則を設けないが、「付則」として高校野球の特別規則に明文化。同期間でデータを収集し、その後に見直しを検討する。

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